寒く感じる、玄関ホールの理由
外から帰ると、信じられないほど暖かい家です。
全館床暖房の威力はすごい
本当にすごいです。
家に帰ったことに、とても安堵を感じるのは、なによりも幸せです。
しかし。。。
一旦家の中に入ると、温かさに慣れます。
そして、玄関ホールが寒いと感じるのです。
もちろん、家の中が暖かいので薄着になりますから、当然かもしれません。
外から帰ってきた時とは状態が違いますから。
でも、玄関ホールの温度は、どちらの場合も変わらないのです。
さて、どうしたものでしょうか。
玄関ホールが寒くなる理由
間取りにもよりますが、いずれにせよ玄関ホールは、寒くなります。
どうやったって、寒くなります。
土間がある
まず第一に、床があります。
玄関ホールの半分は、土間です。
土間の部分が床暖房ではありませんので、当然ながら空気は冷たくなります。
土間の下にも断熱材はありません。
一条工務店の通常の床であれば、床暖房の下に断熱材がありますから、それがないので冷えるのです。
床暖センサーは玄関ホールにない
床暖房のセンサーは、玄関ホールにあるわけではありません。
床暖房の割り付け方法にもよりますが、玄関だけに割り付けているのであれば必要かもしれませんが、大抵の場合、廊下やリビングとも共通の場合がほとんどです。
わが家もリビングの延長です。
ですから、床暖房のセンサーがもし玄関ホールにあると、温度がどんどん上がります。
玄関ドアが薄い
いくら断熱性能の高いドアを選んでも、壁とは違います。
壁ほど断熱が機能するわけでもありません。
ですから、ドアが冷えて、土間の空気も冷えてしまうのです。
寒くなる玄関ホールに影響を受けない間取り
玄関ホールを仕切る
玄関ホールを仕切れば、そこに行く必要がなくなります。
必要な時だけ利用する場合、寒いと思う回数は減ります。
玄関ホールだけが異常に寒いということになりますが。
いっそのこと、玄関ホールと一体化する
玄関ホールがリビングと一体化していれば、玄関ホールだけが寒いという状況はなくなります。
ただし玄関は寒いので、断熱性能が下がり、効率は悪くなります。
ですから、光熱費は多少なりと上がる傾向にあります。
玄関ホールに行かないような設計をする
わが家は、玄関ホールの脇にトイレがあります。
ですから、
リビングからトイレに行くには、玄関ホールと通らなければならない
という状態があります。
トイレにいくたびに、寒いのです。
当然ながら、トイレも寒いです。
階段下などで、家の中心にトイレを持ってくる場合にはこういうことはおこりません。
暖かいトイレになります。
玄関の寒さを、どう受け入れるか
玄関は寒いものです。
もちろんわが家でも、激寒というほどではありませんし、ガマンするというほどでもありません。
しかし、寒いのは現実。
宅急便の受取だってあるわけですし。
また、玄関とリビングの扉を子どもが開けっぱなしにすれば、やっぱり寒いわけです。
このあたりは住んでみないとわかりませんが、いまでもどちらが良いかはわかりません。
でも、玄関は寒いということだけは確実。
間取りの参考にしてみてください。
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