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床暖房の温度とは?
床暖房の設定パネルで温度を設定します。
この温度とは、床暖房の装置の中に流れるお湯(または不凍液)の温度です。
ですから、28度と設定しても、床の温度が28度になるわけではありません。
一条工務店の全館床暖房の家では、だいたいマイナス5度くらいが目安と言われています。
この床暖房の温度は、床に設置されたセンサーによって感知されています。
このセンサーはとても大切な働きをします。
そのセンサーはどこにあるのでしょうか。
床暖房の温度センサー
床を見てみると、こんなフタのようなものがあります。
中をあけてみると、、
こんな風に管が見えます。
ここが温度を感知している場所です。
この温度センサーはとても大切な役割をしています。
もし、この温度センサーが誤動作をしたら、床暖房の温度も変わってしまいます。
ですから、実はこの温度センサーの位置は、とても重要なのです。
温度センサーの位置は、図面で表されていない
温度センサーの位置は、図面には載ってきません。
最終的に渡されるどの図面にも載っていません。
センサーの位置は、床暖房の設計によって設計士さんが決めます。
でも、、、、
設計士さんはその位置が適切かどうかはわかりません。
私の場合、2箇所、設計士さんより相談がありました。
温度センサーの位置は、物を置かない場所
温度センサーの上に家具などを置いてしまうと、温度変化が起こりづらくなります。
ですから温度センサーは、家具などを置かない場所でなくてはなりません。
また、温度センサーが直射日光に当たり続けたり、水で濡れるような場所であってもなりません。
でもそれは住んでみないとわからないこともあります。
ですから、どのように住み、家具などの想定や可能性を全て洗い出した上で、床暖房の温度センサーの位置を決定する必要があります。
一番良いのは、
ドアの開閉部分
引き出しなどで隠れるような場所
クローゼットの扉の前
などです。
しかし、ウオークインクローゼットなど、どこに収納家具を置くか定まっていない場所などは、要注意です。
わが家の場合、ほとんどの場所で「いまのところ」大丈夫ですが、やはり気になる箇所はあります。
家具でなくとも、カバンや観葉植物でもゴミ箱でも、置いたら動作に影響を及ぼしますから、少し注意する必要がありますね。
また温度がヘンだな?と思ったら、センサーの場所に物が置いてないか注意をする必要もありそうです。
一条工務店の全館床暖房を採用する場合には、設計時に、かならず床暖房の温度センサーの位置確認を忘れないようにしましょう。
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