一条工務店i-smartの、内壁の有効寸法 ~本当の部屋の長さ、便利な一覧表つき

本当の部屋の長さとは?

間取りを作っていると、当然ながら家具を置くことを考えます。

間取りを見て、そこに書かれているマス目を見て、なんとなく長さはわかるものの、本当の部屋の長さというのがわかりません。

長さは柱の中心と中心を結んだ長さなので、壁の厚さが考慮されていません。

その壁(内壁)ぶんを引かないと、実際の長さは出てきません。

ですから壁を考慮して長さを計算しなければなりません。

壁の厚み

1マス910mmで描かれた図面の線は、壁の中心(芯といいます)から中心までの長さのことです。

つまり、芯から芯までの長さが910ですので、壁に挟まれている場合には、両方の壁の芯から壁紙までの厚みを考慮する必要があります。

壁の厚みというのは会社によって異なりますが、木造の場合には130mmが一般的です。

一条工務店i-smartの実際のところの寸法を聞いてみました。

 

プラスターボード 9~12mm
+
柱・間柱 105mm.
+
プラスターボード 9~12mm.

= 約130mm

これに1~2mmほどの、壁紙を貼ることになります。

つまり、132mmくらいになります。

(※ブラスターボードの厚みはメーカーによって異なり、また、壁紙によって数ミリ異なるので、詳しくはメーカーの担当者にお問い合わせください。)

壁の厚みを考慮した有効寸法

壁にそのまま何かテーブルなどを置く場合と、両側に挟まれている、あるいは片側に壁がある場合で少し寸法が異なります。

両側の場合には、壁厚の半分(1/2)が両側(x2)なので、壁厚分を考慮すれば良いですし、片側の場合には、壁厚の半分(1/2)のみを考慮すれば良いことになります。

これをいちいち計算しているのは面倒なので、表にしてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

マス畳数図面寸法
(mm)
有効寸法(mm)
両側壁片側壁
10.5 910 778 846
1.50.75 1,365 1,233 1,301
21 1,820 1,688 1,756
2.51.25 2,275 2,143 2,211
31.5 2,730 2,598 2,666
3.51.75 3,185 3,053 3,121
42 3,640 3,508 3,576
4.52.25 4,095 3,963 4,031
52.5 4,550 4,418 4,486
5.52.75 5,005 4,873 4,941
63 5,460 5,328 5,396
6.53.25 5,915 5,783 5,851
73.5 6,370 6,238 6,306
7.53.75 6,825 6,693 6,761
84 7,280 7,148 7,216
8.54.25 7,735 7,603 7,671
94.5 8,190 8,058 8,126
9.54.75 8,645 8,513 8,581
105 9,100 8,968 9,036
10.55.25 9,555 9,423 9,491
115.5 10,010 9,878 9,946
11.55.75 10,465 10,333 10,401
126 10,920 10,788 10,856
12.56.25 11,375 11,243 11,311
136.5 11,830 11,698 11,766
13.56.75 12,285 12,153 12,221
147 12,740 12,608 12,676
14.57.25 13,195 13,063 13,131
157.5 13,650 13,518 13,586
15.57.75 14,105 13,973 14,041
168 14,560 14,428 14,496

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