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2017年の床暖房を稼働!開始の判断とタイミングの目安
今年も、床暖房開始の季節がやってきました。
ここ愛知県名古屋市では、11月になると最高気温が20度を下回り、最低気温が10度を下回ります。
毎年11月に入ったら床暖房をつけるというのが目安ですが、この最高気温20度、最低気温10度が一つの目安です。
手袋やコートが必要なタイミングですね。
昨年2016年の床暖房開始は、11月3日。
昨年よりも少し寒い日が遅かったかもしれません。
(10月末から週末、立て続けに台風がやってきましたが・・・)
わが家の一条工務店の全館床暖房、電気仕様の場合、一旦秋に付けたら春まで消すことがありません。
ですから、床暖房を付けるタイミングは慎重に・・・と思いつつも寒さの中で過ごすのはせっかくの床暖房をつけた意味もないので。笑
今年は、床暖房を稼働のタイミングにおいて、電気代を気にして稼働してみました。
床暖房の稼働には電気代がかかるので、電気代の安い週末を見計らう
わが家は、i-smartなのに太陽光発電/ソーラーパネルを設置していないので、通常の電気料金で契約をしています。
太陽光発電/ソーラーパネルを設置していない、わが家の場合
その中で、「スマートライフプラン(朝とく)」というプランを設定しています。
スマートライフプラン(朝とく)
ナイトタイム:23時~翌9時 (電気代:16円/kWh)
ホームタイム:9~10時、17~22時 (電気代:28円/kWh)
デイタイム:10~17時 (電気代:38円/kWh)
こんな料金になっています。
(東邦ガス「カテエネ」のホームページより)
時間帯と曜日(平日・土日祝祭日)によって料金が異なるのです。
(東邦ガス「カテエネ」のホームページより)
時間帯や曜日によって料金が異なるので、昼間のデイタイムは深夜のないとタイムの倍以上の電気料金です。
ということは・・・
平日の朝の10時より後に、
床暖房のスイッチをオンをしないほうが良い
ということです。
なぜなら、デイタイムの一番電気代の高い時にスイッチを入れてフル稼働させることになるからです。
ということで、
週末の2017年の11月11日(土)~11月12日(日)
を狙って床暖房を稼働させました。
床暖房の初動は電気代がかかるので、ホームタイム&ナイトタイムで電気代を安くすませようという考えです。
太陽光発電/ソーラーパネルを設置している場合
太陽光発電をしている場合などは、余剰電力がでる昼間に床暖房を稼働させたほうが良さそうですね。
もちろん深夜の電気料金も安いので、売電と深夜電力を考えてどちらが安いか?ということになりますが、いずれにしても安いので、曜日や時間を気にせず床暖房を稼働さえて良いはずです。
晴れた日の夕方から稼働させるのが、床暖房稼働の電気代が安い
また、晴れた日の夕方から床暖房を稼働させるのも、電気代を安く済ませる方法の一つです。
床が冷たい状態から始めるよりも、ある程度温まった状態から始めるほうが、温度を上昇させるためのエネルギーが少ないからです。
この季節は、朝晩と日中の気温差がかなりありますよね。
ですから、しっかりと家や床を温めて、そこから設定すれば、床暖房を温めるエネルギーが少なくて済みます。
最も気温の低い明け方から床暖房を稼働させると10度以下、日中であれば太陽の当たる室内であれば30度近くになることもあります。
ですから、しっかりと床が温まった状態から床暖房を始めるのは得策です。
今年の床暖房の温度と設定
一条工務店の全館床暖房は、一般的な一部をガスで温める床暖房とは違い、
足が冷たくないようにほんのり家中を温める床暖房
なので、
おおよそ、19~21度くらいで床が冷たいと感じる温度の境なので、25度くらいにしておくのが最低温度
です。
タイマーをつかって、実際に使いたい時間帯の1時間ほど前から床暖房を27~28度(体感23度)にしておく時間帯を設定しています。
それ以外は、セーブモードで、床暖房を25度くらいで設定しています。(体感20度)
家の中や屋外の温度を測る、スマホ対応温度計が欲しくなる、今日この頃です。
昼間の暖かい時間帯は、床暖房はどうなっているの?
日中は、かなり部屋が暖かくなるはずです。
床暖房はどうなっているの?
その時間は、ほとんど床暖房を運転をしていません。
なぜなら、設定温度より高いからです。
もちろん設定温度よりも温度が低い場所があれば稼働します。
床暖房のセンサーの位置に注意
床暖房の温度は、床に設置されているセンサーで判断されます。
いくら部屋が暑かろうが、床暖房のセンサーの場所が寒ければ、寒いと判断します。
つまり、床暖房のセンサーの位置や状態によっては、誤動作を起こすということです。
たとえば、
床暖房のセンサーの、上にモノが置かれていた
床暖房のセンサーの、近くに外の風が入っていた
床暖房のセンサーに、陽が当たっていた
もしこんなことがあれば、実際の部屋の温度とは全く関係なくなります。
必ず、床暖房のセンサーの場所を確認して、正常に動作できるようにしておきましょう。
間取りを設計する際にも、床暖房のセンサーの位置を覆わないようにちゃんと確かめておく
これは床暖房を設備として取り入れる際の、もっとも重要なポイントだと思います。
だいたい、部屋の隅に設置するようになっているので、床暖房のセンサーの上に、家具を置いてしまったり、バッグなどを置いてしまったりするようなところでもあります。
住んでみないとわからないですが、床暖房のセンサーを移動させることはできません。
そして、直射日光が当たるような場所も向いていません。
床暖房のセンサーの位置は、設計士さんとよく相談をして慎重に検討しましょう。
いつもより早く、床暖房で家が温まった(ような気がする)
さて、今年も床暖房が稼働しました。
おおよそ1日半ほどで温まったような気がします。
通常2-3日かかると言われているので、早めに温まったような気がします。
やはり日中の暖かさも取り込んで、家全体を温めることに成功したのでしょう。
ぜひ、床暖房をこの週末にでも稼働してみてはいかがでしょうか?
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