開き戸を開けると寒い、閉めると暑い
梅雨時期は、朝晩の温度変化が激しく、また、日によっても暑かったり涼しかったりなど、気温差に振り回されます。
特に、夜などは、外が涼しくとも室内が暑くなってしまうこともあります。
高断熱であるが故の課題でもありますが、窓をどうしても開けたくなります。
その窓ですが、引き戸の場合には風量の調整が楽なのですが、開き戸の場合には調整がほとんどできません。
開き戸は、開く幅が固定されてしまうため、ちょっとだけ開けたいとか、もう少し閉めたいとか、そういう微調整が全くできないのです。
だから、寝る時に窓を開けたいという時などは、
開き戸を開けると寒い、閉めると暑い
ということが起きてしまうわけです。
開き戸から入る風の量を調整する方法
開き戸から入る風の量を調整できたらいいのになぁ~・・・
そんなことを思いながら、悶々とした日々を過ごしていました。
もちろん、カーテンを閉めるという方法があります。
しかし、風が強ければカーテンは揺れて風を多く取り込んでしまいます。
このまま寝たら風邪をひきそう・・・
この時期はそんな心配もありますよね。
そこで、2つの方法でこの風の入る量を調整することができるということがわかりました。
開き戸から入る風の量を、引き戸の開き方で調整する
風の量は、入ってくる窓の大きさにもよりますが、風が抜けていく先の窓の大きさも影響します。
つまり、窓が1つ開いていても風はあまり入ってきません。
風の抜ける反対側の窓を開けると、風が勢いよく入ってくるのです。
ですから、
風の抜ける場所の引き戸を開け方を調整して、
開き戸から入ってくる風の量を調整する
という方法があります。
風の抜けが悪ければ、風はあまり入ってきません。
逆に風の抜けが良ければ、風は多く入ってきます。
こんな感じで、開き戸の開き方で調整できなくとも、別の引き戸の開き方で調整をすることができるわけです。
開き戸から入る風の量を、ハニカムシェードで調整する
開き戸から入る風の量を調整するには、
窓 → 網戸 → カーテン
というのが普通ですから、風が入ってもカーテンが揺れて風の量をあまり調整することができません。
しかし、i-smartの場合には、網戸の内側にハニカムシェードがあります。
ですから、
窓 → 網戸 → ハニカムシェード → カーテン
という流れになっているので、ハニカムシェードを使って風量を調整することができるのです。
ハニカムシェードを閉めていくことで、外から入る風の量を減らすことができます。
わが家の梅雨時期では、ほんの2~3ミリ開けておくだけで、夜の室内を快適に過ごすことができています。
もちろん、雨が降る時などは使えないかもしれませんが、、、
ハニカムシェードで風量調整は、開き戸だけに使えるわけでもありません。
もちろん引き戸にだって使えます。
雨の日は引き戸が有効に使えることがありますが、それでも風の量を少し調整する時にはハニカムシェードを使うといいかもしれません。
また、最初の例で書いたように抜ける窓で風量を調整する方法においても、引き戸でなく開き戸しかない場合においても、
抜ける開き窓のハニカムシェードで風の量を調整することで、開き戸から入る風の量を調整できる
わけです。
ハニカムシェードは断熱効果や採光調整にも使えますが、風量調整にも使えるのです!
間取りにおいてどう設置しておくのが良いか?
風がどこからやってくるかということは誰にもわかりません。
風の入り方だけを見れば、すべて引き戸にするほうが風の量は調整できます。
しかし開き戸を設置したいということであれば、別の部屋などで引き戸を設置しておくことをオススメします。
開き戸が好きだからといって、開き戸ばかりで家を作ってしまうこともあるかもしれませんが、開き戸にも引き戸にもそれなりにメリット/デメリットがあります。
ですから、これらを組み合わせて設置しておく方が良いでしょう。
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