家の換気システムは、現代に必須の設備

部屋の中の空気をキレイにする必要性

空気清浄機というものが必要な時代になってますね。

外で気持ちのよい空気が吸えない、そんな環境になりつつあります。

そんなの、窓を開けて換気すればいいじゃない?

そうですね、その通りです。

でもできない理由がいろいろありますよね。

花粉症

花粉症は人によって反応する植物が違いますが、一年中、何らかの花粉が飛んでいます。

春は早ければ3月から、終わりが6月頃まで花粉が飛びます。

また、秋にも9月頃から11月頃まで飛びますね。

花粉症の人はその期間が憂鬱ですよね。

鼻や目を取って洗いたい!

私は毎年思います。

せめて家の中には花粉を持ち込みたくないと思いますが、どうしても扉の開閉や服に付いてきますね。

部屋を換気したくとも、絶対にできません。。。

黄砂

春が過ぎると、ユーラシア大陸の砂漠から黄砂が日本海を通過して日本に飛んできます。

車の上に黄色い砂が積もります。

砂なので洗えば済みますが、家の中に入ってくるのは避けたいですね。

PM2.5

最近ではユーラシア大陸からPM2.5という化学物質が飛んできます。

日によってまちまちですが、上空に霞がかかったように白くなることもありますね。

黄砂と共に有害な物質を運んでくると言われています。

火山灰

最近の日本列島は、いたるところで噴火をしています。

鹿児島などは一年中、桜島が噴火してますね・・・

火山灰はやはり有害な物質であることには変わりがありません。

排気ガス

郊外であってもそれなりに車のある地域は排気ガスが出ます。

排気ガスの臭いも避けたいですが、排気ガスのススでマンションなどの換気口が真っ黒になることがあります。

車が少なくとも、バスや古い車でディーゼルを使っている場合などは、こうしたススが多く出ます。

もちろん体に悪い物質がたくさん含まれています。

農家の近く

田舎に行けば排気ガスは少ないですが、農薬などはそれなりに臭ってきます。

農薬でなくとも堆肥など肥料を自然に作っているところもあります。

また、酪農などをしている場所では、家畜の臭いなどもあります。

その他、稲刈りなどでは稲を刈った時の細かい稲の破片でアレルギーが出ることもあります。

都会の草刈り

都会であっても、公園などの公共の場所では草刈りが定期的に行われます。

マンションなども綺麗さを保つために、定期的に草刈りが入ります。

電動の草刈り機で一気に刈っていくので、それなりに草や土のホコリが巻き上がります。

アナウンスを忘れてベランダ/バルコニーで洗濯物を干していて、大変な目にあったことがあります。。。

工場などの施設の近く

工場や焼却場、処理場の近くでは、やはり臭いが気になります。

焼却の臭いは煙突などで高く上げるようにされていますが、下水処理場などではどうしても臭いが出てくることがあります。

また、化学系の工場などでは化学的な臭いで一体が充満してしまうこともあります。

排水の臭い

都会でも夕方になると、みんなが水を使い始めるので、下水の水位が上がり、一帯が悪臭に包まれることがあります。

東京の都心の渋谷や表参道でも、夕方はかなりの悪臭になります。

マンションなどでも風呂場あたりから悪臭が上がることもあります。

換気の必要性

空気が汚れているというのは実際には、実際にはそうした臭いや空気に含まれている様々な物質が含まれているので、何らかの方法で取り除く必要があります。

外の空気がキレイで家の中の空気が汚れているということであれば、窓を開けて外の空気を入れて替えるのが良いでしょう。

しかし、外の空気が汚れていて、中の空気がキレイということもあります。

その状態でありながら、家の中が暑く、外が涼しい時には、どうしても外の空気を中に入れたいと思うでしょう。

その状態で、窓は開けられますか?

きっと開けられませんよね。

冬に家の中は暖房をしていて、でも空気が汚れているという時、一時的に窓を開けることはありますが、やはり外の寒い空気を取り込んでしまいます。

また、家の中で焼き肉をやって焼き肉臭い時も、早く外に逃がしたいでしょう。

換気扇を回してもいいですが、換気扇で外に空気を逃がすと、当然ながらその分、どこからか入ってくるわけです。

いずれにしても、窓を開けて換気出来るときは良いですが、窓を開けずに換気だけをしたいということはあります。

一年のうち、窓はどれほど開けるか?

郊外に住んでいると、本当に季候の良い季節にしか窓を開けていないことに気づきます。

1~2月 : 寒いので開けない
3~6月 : 花粉が飛ぶので開けない
6~7月 : 気候が良さそうな日は開ける。(でも、近隣のタバコの煙が漂ってくる・・・)
8~9月 : 暑くて開けられない
9~10月 : 気候が良さそうな日は開ける。(でも、近隣のタバコの煙が漂ってくる・・・)
11~12月 : 寒くて開けない

年間を通じて、窓を開け続けているのは、長くてほんの3ヶ月程度。

それも一日中開けているかも微妙です。

つまり、ほとんどの時間、家を閉め切っているのですから、締め切っている方を基本に考えることが大切です。

締め切っている状態で快適で、窓を開けたければ開ければ良い

という考えでなければ、閉めた時に家の中に影響がでてしまいます。

窓を開けないことを前提にする、ということには抵抗があるかもしれませんが、換気を考えるのであれば、そこをベースにしておく必要があると思います。

換気システムの条件

換気システムを正常に動作させるにはいろいろな条件が必要です。

空気の清浄装置

外のキレイな空気を入れて、中の汚い空気を出す

ということです。

ですから、外の汚い空気をキレイにする装置が必要です。

温度や湿度を保つ装置

また、中の空気を外に出す時、空気の温度や湿度までもが外に逃げてしまったら、暖房や冷房の効果が薄れてしまいます。

従って、温度や湿度を保ちながら空気をキレイにする装置が必要です。

機密性の高い家

機密性が高くなければ、空気清浄のための装置を入れたところで、別の場所から空気が入ってきてしまいます。

ですから、空気清浄の装置が付いているところからのみ、空気が入らなければなりません。

静かで電気代のかからないもの

市販されている空気清浄機は、かなり電気代のかかるものが多いです。

また、風の吹き出し口がかなり音が大きくなることがあります。

ですから、家全体の空気を静かにローコストに運用できる設備が必要です。

メンテナンスが楽なもの

換気システムのメンテナンスにお金がかかっては仕方ありません。

また、誰もが簡単にフィルタ交換できるようなものが必要です。

換気システムの例

一条工務店が用意しているロスガード90という設備があります。

これは、一条工務店の家には標準装備されています。

こちらは、上記の換気システムの条件をすべてクリアしたもので、大変高性能なものになっています。

一条工務店の家のC値が低いことも、換気システムが効率的に動作する条件です。

一条工務店 ロスガード90

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