芝生の休眠(冬眠)
青かった芝も、秋になりすっかり表面が枯れて茶色くなってきました。
11月ころ、最低気温が10度を下回ると、とたんに茶色くなります。
芝生の休眠期(冬眠)に入ります。
この期間は芝生にとって大切な時期なので、手入れ・メンテナンスをちゃんとしておきましょう。
芝生が休眠(冬眠)にはいる前の、3つの手入れ&メンテナンス
芝生は、温かい時期に葉の部分が伸びていきます。
寒い時期というのは、見た目には枯れていますが、根が生長する時期です。
その根が生長するにも、土の部分に太陽の陽が当たることはとても大切です。
土が元気でなければ、葉や根は成長しません。
そんな芝生が休眠(冬眠)にはいる前の、3つの手入れ&メンテナンスをご紹介します。
1.芝刈りを終えておく
夏の終わりに芝刈りをちゃんとしておけば、秋に伸びることはありません。
もし伸びっぱなしであれば、今でも遅くはないので、芝刈りをしておく必要があります。
芝の丈があると、陽が土に届きません。
根の成長のために、芝刈りは終えておきましょう。
2.雑草、落ち葉を取り除いておく
雑草も冬の間に根を伸ばします。
芝刈りをしていないのと同様に、陽があたらないことになってしまいます。
また、落ち葉などで芝生の上が覆われているかもしれません。
そんな場合にも、必ず、落ち葉を捨てておきましょう。
3.肥料を与えておく
一年の終わりに、肥料を与えておきます。
一般的な化成肥料、8-8-8や13-13-13などをあたえておきましょう。
特に有機肥料である必要もありません。笑
芝生の肥料というものも売られています。
雨の降る前の日などに、全体にパラパラと撒いておけば大丈夫です。
こんな風に撒いておけば、雨で溶けます。
根が冬の間にちゃんと伸びるように、肥料を与えます。
芝生は、肥料焼け(根が肥料で腐る)というものを起こさないので、それなりにあげても大丈夫です。
【3年毎に】芝生の根切りが必要
芝生の根はとても強く、よく伸びます。
ですから、3年毎に芝生の根を切ってあげることが必要です。
これによって、古い根が腐り、新しい根が伸びるので、芝生が健康な状態を保てるのです。
芝生手入具というものが売られていますので、これでグサグサと根を切っていきます。
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