花粉症やアレルギーでも安心できる換気システム

花粉症やアレルギーの人にとって、家の中くらいは快適な時間をとりたいものです。

花粉から逃げるように家に帰っても、花粉症に悩まされる生活は避けたいものです。

しかし、マンションなどでは24時間換気は外気がそのまま入ってきますので、いくら花粉対策をしても効果がありません。せっかく家を作るなら対策をしておきたいですね。

花粉症の季節が辛い

私は小さい頃から花粉症ですが、花粉症の季節はとても辛いです。

私の場合、だいたい3月頃から始まり、5月にピークを迎えます。

その後6月くらいに、公園などで芝刈りなどが始まるとまたひどくなり、6月終わり頃まで続きます。

また、秋になると10~11月頃に花粉が出る時と出ない時があります。

つまり、1年の6ヶ月・・・・1年の半分もの間、花粉症で悩まされます。

 

花粉症以外にもアレルギー反応が出る

6月頃、公園などで一斉に芝刈りなど除草作業が始まります。

マンション暮らしのときも、庭の手入れなどで一斉に草刈りが始まります。

電動草刈り機で刈った草の破片が舞い、それを吸い込むとアレルギー反応が出ます。

ですから、ベランダ/バルコニーに洗濯物を干すこともできません。

また、春には黄砂も飛んできます。

家は掃除しているにもかかわらず、ハウスダストもそれなりに出ます。

洋服売り場や倉庫に行ったりすると、クシャミが出ます。

食べ物のアレルギーは出ませんが、吸い込むことでクシャミや鼻水が出るというアレルギー体質なのです。

 

アレルギー反応を防ぐためにしてきたこと

花粉の季節はマスクは必須で、あとは医者に行って薬をもらいます。

帰宅時には、家に入る前に花粉ガードをするか振り落とすかなどして、上着を入れないようにしています。

そしてマスクを取り、うがい、洗顔、目を洗うなどしてようやく家に入ります。

何とも辛い日々です。(笑)

空気清浄機をかけたりもしますが、結局、マンションの24時間換気では外の空気がダイレクトに入るので、花粉も一緒に入ってくるのでほとんど意味がありませねん。

 

24時間換気の義務化

24時間換気というだけで大げさな感じがしますが、現在の住宅基準においては、空調が義務づけられています。

昔の家は、気密性や断熱性が低かったために、家の中の空気が自然に循環していました。

断熱性能などを犠牲にしつつも、空気は循環していたということです。

しかし、家の気密性や断熱性が高まってきたことから、家の中の空気が循環しなくなってきました。

つまり、自然な換気ができないことから、シックハウス対策の1つとして、それぞれの部屋単独の換気でなく、家全体の「計画的な換気」を取り入れる必要がでていました。

よって、建築基準法の改正(2003年7月1日施行)により、今後は住宅全体を考えた、計画的な換気(24時間換気)を取り入れる必要があります。

シックハウス症候群

建材などに含まれる化学物質が揮発し、室内に滞留 部屋に滞留した化学物質によって、めまい、吐き気、頭痛・眼・鼻・のどの痛み等の症状が発生します。

シックハウス対策のための建築基準法

シックハウス対策のための規制です。クロルピリホスを添加した建材の使用禁止。ホルムアルデヒドを発散する恐れのある建材の使用制限。そして24時間(常時)換気が可能な換気設備の設置義務化などがあり、住宅全体を考えた「計画的な換気」の計画が必要になっています。

家全体の空調・空気清浄機で解決する

このように家全体を換気しなければならないということから、個々の部屋ではなく家全体として換気計画をせざるをえなくなったため、家全体で換気設備や空調設備が必要となってきました。

ハウスメーカー毎にそのポリシーが異なります。

自然の換気を重視

換気に最も有効なのは、窓を開けることです。

ですが、窓を開けると空気の出入りによって外気に近くなっていきます。

全館空調システム:換気から空調まで一体

全館空調システムによって、換気と冷暖房を一気にやってしまう設備です。

とても便利ではありますが、この場合、個々の部屋の調整はしずらいことが挙げられます。

また、暖房で空気が乾きやすくなり、光熱費が上がる傾向にあり、また、家全体の配管内の掃除がいずれ必要になります。

徹底した空気清浄に特化した全館換気システム

最近では、高性能な換気フィルターと、換気に伴う温度差をなくすために熱交換型の換気システムを採用しているメーカーが多いです。

換気のためのフィルター

換気のためにフィルターの性能は重要ですが、もっと重要なのはそのフィルターを交換するという作業そのものです。

汚れたフィルターをそのまま使い続けると、空気清浄の機能が低下してしまいます。

このフィルターの価格が安く、しかも交換しやすい必要があります。

熱交換型の性能

冬は、外気が冷たく、内気は暖かくしてあります。
夏は、外気が暑く、内気は冷たくしてあります。

これを普通に換気してしまうと、外気がそのまま入ってきてしまうため、せっかく内気を暖かくあるいは冷たくしても、すぐに温度が元に戻ってしまうため、光熱費が上がってしまいます。

そこで登場するのが、熱交換型の換気システムです。

熱交換型とは、換気を行う際に、内気の温度に限りなく外気の温度を近づける機能を持っています。

つまり、

冬は、冷たい外気を、内気の排気とともに暖かくして取り込む

夏は、暑い外気を、内気の排気とともに冷たくして取り込む

ということです。

ここで問題なのは、熱交換率です。

内気と外気の熱の温度差をどこまで反映できるのか、ということが熱交換率です。

この熱交換率こそが、寒気性能を決めます。

一般的には70%程度ですが、90%の性能を持った設備もあります。

また、温度だけでなく湿度も交換するものもあります。

冬は、外気が乾燥しているため、内気は湿度を上げています。
夏は、外気が蒸し暑いため、内気は湿度を下げています。

ですから、

冬は、乾燥した外気を、内気の湿度に合わせて湿度を上げて取り込む

夏は、蒸し暑い外気を、内気の湿度に合わせて湿度を下げて取り込む

ということができるようです。

ただし、湿度交換率は60%程度と言われていますので、過度は期待はしないほうが良いでしょう。

ロスガード90

一条工務店のi-smartで標準搭載されているロスガード90は、熱交換のみの設備です。

ただし熱交換率が90%という驚異的な数字となってます。

また、フィルター交換が容易でフィルター代が安くランニングコストが低い特徴があります。

 

どんな換気計画をするか

花粉や黄砂、大気汚染など様々な理由で空気をそのまま吸うことができず、また、住宅性能が上がったことで高気密高断熱な家になりシックハウス対策で必須になってきています。

窓を開けていられる期間は数ヶ月。

そこは良いとして、それ以外の季節で快適な家をどう計画するかは大切なことです。

一般のマンションは機密性・断熱性が高いので24時間換気になっていますが、一軒家はそれを選ぶことができます。

機密性・断熱性が低ければ、空調は自然に起こりますが、その分だけ汚れた空気も入り温度も自然に外気と同じ状態になっていきます。

せっかくの家づくりですから、マンションの不便さ・不満・矛盾を持ち込まないようにしたいものです。

なにをどう選ぶのかは、建てる人が決める時代になってきています。

家の換気システムは現代に必須な住宅設備をご覧ください。

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