上下水道は、家の中と外と共通
家の間取りを作るのに必死で、なかなか外構にまで意識が回らないですが、外構はとても重要です。
庭をどうするかということは、家の中と関係ないと思いがちですが、実際には密接に繋がっています。
家の外なのに、家の中と何が繋がっているの?
もっとも繋がっているものの1つに、上下水道があります。
どのように繋がっているのでしょうか。
水道が引き込まれ、下水は流れていく
面している道路から、水道管が引き込まれ、下水管が繋がっています。
家の生活排水は下水に流すことが義務づけられているので、必ず下水管と繋がります。
また、雨水もそのまま庭に排水してしまうと水たまりになっているので、雨水枡などを作ってそこに流すようになっています。
地域にもよりますが、愛知県では下水管に雨水も流しています。
庭の上下水道設備-立水栓、排水口
庭の水道設備も重要です。
水道管は家の中に引き込むために、家の脇に水道メーターが設置されています。
水道メーターから分岐していきますが、家の外に設置するの水道も当然ながらそこから分岐されていきます。
また、手洗い場などの水も排水口として下水管に流されていきます。
たとえば、庭に水やり用の水道を用意して、靴などを洗う排水を付けるとしたら、そこは立派な上下水道設備なのです。
それは、家を建てる際に決めておかなくてはならず、後からではできないこともあります。
外で使う水道
外で使う水道は、立水栓と呼ばれる設備で設置されます。
水道の蛇口を用意してもらうのですが、ここからホースなどに繋いでいきます。
そうやって繋いでいろいろなことに使います。
樹木・花への水やり
庭ですから、樹木や花が咲いていますよね。
プランターであっても水が必要です。
雨が降ればいいですが、夏は必須になります。
もし庭に芝生を敷いたら、かなりの水が必要になります。
洗う
庭で遊んで汚れたら、手を洗います。
いちいち家の中に入るわけにはいきませんので、その場で洗いたいですよね。
靴を洗ったり、汚れた道具などもあらいます。
もしバーベキューなどをしたら、きっと有効活用されます。
その場合には、排水口が必須となります。
畑作業
畑への水やりはもちろん、収穫したものを洗ったりもします。
畑作業は泥汚れとの格闘です。
排水口も広めに取るほうが良いですよね。
洗車
車の洗車を自宅ですることも多くなりますよね。
カーポートの場所まで長くホースを敷いても大丈夫ですが、近くにあれば便利ですよね。
立水栓の場所をしっかりと決めよう
立水栓をどこに出しておくのか、
排水口は必要なのか?どこに出しておくのか?
これはかなり重要なポイントです。
繰り返しますが、後から設置は難しいです。
多少の移動はできますので、とりあえず出しておくことは必要です。
使わなくとも、管を閉じておけばいろいろな影響はありません。
こんな風に閉じておけばいつでも使うことができます。
立水栓の種類は無限にありますので、家を建てる際に無理に決めることはありません。
どんなタイプを設置しても交換するのは業者さんにたのめばそれほど高額にはなりません。
ですから、とりあず管だけは通しておくのが良いですね。
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