ロスガード(空気清浄機)、吸気口、排気口などにはフィルターがある
家の気密性や断熱性が高まるにつれて、全館換気システム、空調システムを採用している家が多くなりました。
そのようなシステムを取り入れている家は、必ず1年に一度のフィルター交換という作業があります。
わが家もこんな風に、入居時にもらったフィルター類が倉庫に眠っています。
これらを開封し、フィルター交換をします。
でも家の換気口はいったいどこに?
そしてフィルターのある場所はどこなのでしょうか。
空気清浄機(ロスガード)など
空気清浄機や空調システムなど大型の装置があります。
一条工務店のi-smartでは、ロスガードと呼ばれる大型の空気清浄機が導入されています。
家の中を排気し、外の外気を吸気して家の中に取り込みます。
ですから、排気口は家の中にあり、吸気口は家の外にあります。
家の中から見れば空気を吸っているので吸気口に感じますが、外に出すので排気口になるのです。
空気清浄機(ロスガード)吸気口
ロスガード本体内を空けると、2種類のフィルタがあります。
まず、大型の虫などをキャッチするためのフィルター、そして、PM2.5などの微粒子を取り除くフィルターです。
→ 記事:吸気口フィルターの性能と交換(空気清浄機/換気システム(ロスガード)の、外気を室内に取り込む2種類のフィルター交換)
空気清浄機(ロスガード)排気口
天井についている、排気口です。
ここから部屋の中の空気を排出するために、一旦空気清浄機(ロスガード)に入り、外気を吸気して熱交換処理を行って外に空気を出します。
→ 記事:排気口フィルターの性能と交換 (空気清浄機/換気システム(ロスガード)、部屋の中の空気を排出する)
キッチンの吸気口
キッチンでファンを使う時に強制的に空気を取り込む吸気口があります。
キッチンのファンから空気を排気するので、家の中の空気が減るので、その分を差圧感応式換気口という換気口で吸気します。
外から吸気するので、ここにはフィルターがあります。
→ 記事:キッチンの吸気口フィルターの交換(差圧感応式換気口のフィルター)
トイレの換気
トイレにも換気口があります。
この換気口は部屋の中の臭いを外に出すためのものなので、換気口にはフィルターがありません。
風呂の換気
お風呂にも換気口があります。
この換気口は、浴室の水蒸気や熱を外に出すためのものなので、換気口にはフィルターがありません。
以上のことから、
空気清浄機(ロスガード)吸気口、2種類・1箇所
空気清浄機(ロスガード)排気口、1種類・2箇所
キッチンの吸気口(差圧感応式換気口)、1種類・1箇所
がフィルターの交換対象になります。
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