窓を開けたいが、虫が・・・
寒暖差が激しく、そして雨が降ったりして蒸し暑いので、窓を開けて室内の温度・湿度調整は必須の季節です。
だんだん暖かい季節になってくると出てくるのは・・・・そう、虫です。
いろいろな虫が、どんどん増えてきます。
大型のものから小型のものまで・・・
引き戸と開き戸。
窓のタイプによって、害虫への対策方法がこんなに変わるのか!?
住んでみて、ホントビックリしました。
やっぱり住んでみないとなかなかわからないんですね、、、ということで、レポートしてみたいと思います。
網戸は必須条件、でも位置が違う
虫対策には網戸が必須ですが、その網戸の位置が引き戸と開き戸によって異なります。
開き戸の網戸
開き戸の網戸は、窓の内側にあります。
引き戸の網戸は、窓の外側にあります。
窓と網戸の位置がどんな影響を及ぼすのか
窓を開ける時に、虫が入る
引き戸の場合、窓をあけても網戸が同じ方向にあれば、網戸がセットされている状態になります。
ですから、引き戸の場合は窓を安心して開けられるわけです。
しかし、開き戸の場合、一度窓を開けてから網戸をセットする必要があります。
窓が網戸よりも外にあるため、網戸をセットしてから窓を開けることができません。
つまり、
窓を開ける時に、網戸が機能していないため、虫が入ってくる可能性がある
のです。
風の乗ってやってくることもあれば、窓の周辺にたくさんいることもあります。
窓を閉める時に、虫が入る
引き戸の場合には、窓を閉める時にも網戸はセットされたままなので、虫が入ることはありません。
ですが、開き戸の場合には、一旦、網戸をしまってから窓を閉める必要があります。
それはどういうことか?
つまり、
窓と網戸の隙間にいる虫が家の中に入ってくる
のです。
・・・・想像してみてください。
網戸に虫が留まっているというのはよく見る光景ですよね。
でも、開き戸の網戸に虫が留まっていたら?
アナタは網戸を締まって扉を閉めることができますか?
ロール式の網戸を閉める時に虫を巻き込むかもしれませんし、虫が飛び立つかもしれません。。。。
飛び立った虫は、窓の内側で網戸もありませんから、当然ながら家の中に入ってきます。
窓の内側に網戸があるということは、そういうことなのです。
こればっかりは住んでみないとわからないことでしたが、とても痛いコトですね。。。
網戸をトントンして虫を逃がせば良い?
まあ、そんな簡単に飛んでくれれば良いですが・・・
下のサッシ部分に虫が居たらどうしますか?
閉じようとしている窓の内側に虫が留まっていたらどうしますか?
どうやっても虫は入ってくるわけです。
夜になると虫は明かりをめがけて集まってくる
加えて、夜になると虫は明かりを頼りに集まってきます。
ですから、網戸に虫がいっぱい留まっていることはありますよね。
引き戸でしたら無視できますが、開き戸でしたら・・・恐ろしいです。。。
網戸に防虫スプレーをかけた結果・・・
そこで、網戸に虫が寄りつかないように、防虫スプレーをかけてみました。
そしたら・・・
無数の虫の死骸たちがサッシに落ちています。。。。
掃除機で、しかもホウキ状のもので履くように吸い込むしかありません。。。
虫は網戸に留まらなかったけど、虫の死骸の処理が増えました・・・
(その処理をしている間に虫が家の中に・・・・)
なかなかうまくいきませんね。。。
害虫対策を考えるなら、開き戸
引き戸がこれほどまでに虫対策に効果がないというのはビックリでした。
季節柄、寒暖差と湿度対策には、窓を開けて室内の温度・湿度調整は必須ですし、網戸があればなんとかなるとは思ったものの、虫に対しては効果をほとんど発揮しないことには愕然です。
引き戸が虫対策に弱くなる条件としては、
- 虫が発生する初夏から秋までの季節(寒い時期は虫がいません)
- 家の中を明るくしている窓(家の中が暗ければさほど集まりません)
- 特に1階の窓(2階はこれほどでもありません)
- 都会より田舎(ココは周囲に畑がありますからね・・・)
などです。
すべての開き戸がダメというわけではありませんが、それでも、開閉時に虫が入ることは考えられます。
建てられる家の周辺条件にもよりますので、ぜひご参考にされてください。
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