イベントは毎月のようにある
一年を見渡してみると、毎月のようにイベントがあります。
何かの日、というやつです。
家族が多ければ、更にその数が増えます。
子どものお祝いもあれば、何か学校で作ってくることもあります。
そんな時のために、「イベントコーナー」の検討をしておく必要があります。
イベントスペース
ショッピングセンターなどにいくと、イベントスペースという場所があります。
その場所では、季節に応じた催事を開催したり、誰かが踊ったり歌を歌ったり、飾りがしてあったりします。
そのスペースがもしなければ、、、雰囲気はずいぶん変わるでしょう。
そのイベントスペースは、家にももちろん必要です。
イベントとは何?
そう思うかもしれません。
でも、季節の行事を思い浮かべても、それなりに飾るものがあります。
その時に少し余裕のある場所が用意してあれば、邪魔にならずにディスプレイとして部屋の雰囲気を盛り上げることができるでしょう。
年間のイベント
一年じゅう、イベントが盛りだくさんです。
1月 : 正月の飾り(干支の置物、鏡餅など)
2-3月 : ひな祭り(ひな壇など)
4-5月 : 子どもの日(五月人形など)
10月 : ハロウィン
11-12月 : クリスマス(ツリーなど)
これでざっと8ヶ月。
6~8月がありませんが、1年の3/4は何かを飾る可能性があるわけです。
昔のような豪華なひな壇や五月人形を飾ることはできないでしょう。
それでも、コンパクトなものでも、0.5畳程度のスペースはどうしても必要になります。
チェストの上などでも良いかもしれませんが、落下も考えなければなりません。
いろいろとスペースを確保するのは、なかなか大変です。
子どもの作品、写真など
加えて、子どもが小さいと、作品を持ち帰ってきます。
何かと色々と幼稚園などで作ってくるものを、置いておく場所などもあるでしょう。
それなりの大きさになるので(笑)、やはり場所をとります。
季節の花など
季節の花や葉など、鉢植えを置いておくなどのスペースもあったほうが良いでしょう。
観葉植物もそうですが、それなりに葉が広がると場所をとります。
モンステラなど、思いっきり広がってくれますから・・・
どのようなイベントスペースを確保するのか
間取り図を見ていても・・・実はなかなかイメージが沸きません。
家具の配置などを検討しても、実際に置いてみると合わなかったり、買い換えたりすることもあります。
子どもの成長で部屋の使い方も変わるでしょう。
そうしていくと、部屋の使い方は想定しきれないのです。
そして、家づくりをしていると、どうしても無駄を省きたくなります。
使わないスペースを極力削っていくので、部屋に余裕がなくなります。
イベントスペース(1) 部屋の角
部屋の角は、イベントスペースになりやすいですよね。
クリスマスツリーなど、やはり部屋の隅に置きます。
ひな祭りや五月人形なども、できるだけリビングに置きたいものの、それでもそれなりの大きさですから、角になる可能性のほうが高いでしょう。
角は、ゴミ箱の設置なども含め、いろいろと重要な場所になります。
イベントスペース(2) 窓の下
1階の窓は、どうしても掃き出し窓になり、そのまま外に出られるような大きなまどをつけたくなります。
マンションなどに住んでいると、明るい家に憧れるので、どうしても窓は大きめになります。
でも、窓が小さくして、その窓の下はイベントスペースになるということもあるのです。
窓の高さには3種類ありますが、高窓などであれば、その下は大きく使うことができます。
腰窓の予定を高窓にすることで、有効に使うこともできるのです。
イベントスペース(3) 窓枠
一条工務店のi-smartなどは、断熱材の厚さがとても広いので、そこがイベントスペース化することがあります。
およそ20センチ近くあるので、小さな物の展示は余裕です。
子どもの作品展などに使うにはちょうど良いかもしれません。
部屋には無駄なスペースというものはない
間取りを見ていると、無駄なスペースと思うところが出てきます。
「ここって何に使うんだっけ?」
特にゴミ箱を置く場所というのは重要ですが、それ以外にも何かと置く場所というのはあったほうが便利です。
壁が少し飛び出てても、そこに角が発生すれば、物を置いても自然に見えたりするものです。
それでもわが家は、極端に壁を仕切るような壁が存在しませんので、イベントスペースは少なめだと思います。
リビングの端と階段の下などに、一定の空間に余裕を持たせているので、その部分をフレキシブルに使うようにしています。
複数のイベントスペースは必要ありませんが、一定の広さをちゃんと用意しておきましょう。
気になるキーワード