ダリアの花を、来年も咲かせるために
ダリアの花はとても綺麗ですね。
今年6月に咲いた花です。
わが家の門柱の前に、植えてあります。
このダリア、一昨年に植えてからほおっておいて、昨年は何もメンテナンスをしませんでしたが、咲いてくれました。
ダリアは、ちゃんと手入れをすると、増やして大きな美しい花を咲かせてくれます。
ダリアは、球根で増えることを知ろう。
ダリアは、球根で増える花です。
つまり、チューリップと同じような花です。
球根から芽が出て花が咲き、球根が分裂をして株が増えていきます。
球根系の植物の育て方には特徴があります。
もちろんほおっておいても花は咲きますが、球根が分裂するので、徐々に密集してきます。
ですから、土や養分を吸収することが難しくなり、徐々に花が小さくなっていきます。
ですから、ダリアやチューリップのような球根系の植物・花は、球根の周りにゆとりを持って植え、花を咲かせることが必要です。
大切な3つステップを守れば、来年の春に芽をだして大きな花を咲かせてくれます。
1.ダリアの球根を、掘り起こす。
ダリアが咲き終わった秋、
球根をまるごと掘り起こします。
この際に、球根の周囲の土ごと、ショベルのようなもので、ごっそりと掘り起こします。
そして、解すために土を払います。
もっともカンタンな方法は、ジョウロなどで水をかけて、土を洗い流すことです。
このことで、球根の周りの土がなくなり、互いに入り組んでいる球根の全容が見えてきます。
2.ダリアの球根を解すのに、最も大切なこと
この球根の状態をみて、ひとつひとつ解していきます。
ここで、とっても重要なのは・・・・
球根と茎の部分を切り離さないこと
です。
芽の出る場所がこの接続部分にあるので、ここが切れたり折れたりすると、芽が出ません。
つまり、茎の部分までしっかりと付いたままにしておけば大丈夫です。
ですから、慎重にひとつひとつを外していきます。
もし外せなそうであれば、そのままでも構いません。
無理に外してはいけません。
ある程度外せたら、そのまま日陰などで乾燥させます。
3.乾燥させすぎず、水分を含ませず保管する
そして、来年、その球根から芽が出るまで、保管しておきます。
あまり乾燥させすぎると、カリカリになってしまうので、新聞紙などにくるんでおくのが良いかも知れません。
湿気が多すぎても少なすぎてもよくありませんので、おがくず、バーミキュライト、籾殻などに入れておいても良いでしょう。
翌年2-3月になると芽が見えてくるので、その時に分球をします。
間違って捨てないように、段ボール箱には、
ダリア球根
と書いておいてくださいね!!!
それまで、おやすみなさい!
気になるキーワード