玄関前から門までのアプローチをどう設計するか
門周りから玄関までもアプローチというのは、家の顔でもあります。
ですから、どう設計してどのように家全体を魅せるのかということには、いろいろと悩みます。
そんな玄関周りをどのようにつくったかということについていろいろとまとめたいと思います。
門から玄関あたりのテーマ
わが家には、門という門がありません。
つまり、囲っていないということです。
道路から何もないアプローチが続いています。
あまり囲いたくなく、開放的なイメージを持ちたかったので、そのようにしました。
でも、あまり開放的で直線的でも、門から玄関までが面白くないので、
公園(パーク)
というテーマで門から玄関までのアプローチをつくることにしました。
そこで象徴となるのが、サークルベンチです。
家を象徴するサークルベンチ
玄関は家の顔であるので、その場所を公園(パーク)と位置づけ、その象徴としてサークルベンチを設置しました。
よく公園にある、あの円型のベンチです。
円型ですから、もちろんその円の中には木を設置します。
木の周りを一周、デッキで囲んだベンチです。
ベンチの下は、古レンガを積んでいます。
サークルベンチの使い方
ゲストが使うサークルベンチ
開放的な門構えをしていることから、アプローチのどこかで心理的にストップできる場所があったほうが良いです。
そこでこの大きな象徴となるものがあれば、人は一旦この場所で止まってくれます。
そして、荷物があればそこに置いて、天気がよければそこに座って話をします。
ちょっとした休憩スペースになるサークルベンチ
子どもたちが家から帰ってきた時に、このベンチでちょっと座って空を眺めます。
虫を捕まえたら、このベンチに座って虫かごを眺めています。
夏の暑い日には、このベンチでアイスを食べています。
いろいろな人の、ちょっとした憩いの場になります。
外出・帰宅の時に便利なサークルベンチ
外出でも帰宅でも、荷物がそれなりにあると思います。
子育てをしていると、特に荷物が多い!
家から荷物を持って出て、車に乗ろうとしたら鍵がない!
そんな時にはサークルベンチに荷物をちょっと置きます。
家に帰ってきて、カバンから鍵を探す時にも、ちょっと買い物袋をサークルベンチに置きます。
地面に置くにはちょっと抵抗があるものを、ちょっとしたベンチがあることによって、気軽に置くことができます。
それは心理的にゆとりを持たせてくれます。
サークルベンチはオススメ
もちろん、普通のベンチや椅子を置いておいてもいいでしょう。
でも、サークルベンチって、見た目がとても良いですよね。
どこか開放感を感じます。
サークルベンチを半円で作っても良いでしょうし、サークルでなくともいいですが、いずれにしても玄関前のベンチはオススメですよ!
ぜひ、門・玄関前アプローチにベンチを検討してみてはいかがですか?
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