網戸は必要か?不要か?
一条工務店のi-smartには網戸がオプションです。
・・・が、網戸オプションは、坪単価3000円(税抜)ですが、やはりこれは必須ではないかと思います。
全部じゃなくて、必要な場所だけ付ければ良いのでは?
そう思うこともわかります。
でも、
住む前から必要な場所って、わかりますか?
まあ、最低限の場所をつけて、あとから必要な場所だけ買えば良いかもしれませんが、それはそれで単価が上がります。1箇所1万円程度だと思えば良いでしょう。
実際住んでみて、網戸があって良かったと思う5つのケースを紹介します。
どんなケースで必要か?
それでは一体どんなケースで網戸が必要になるのでしょうか。
急な臭い除去
臭いといえば、トイレですよね。
消臭剤を使えば良い?
トイレが消臭してくれる?
まあ、それはそうですが、すぐに次に使う人が待っていることもあります。
それに、わざわざ電気でゆっくり換気するよりも、窓を開けてしまえばすぐに換気は完了します。
全館換気の対象場所ではありませんので、トイレはいろいろと臭いが籠もる場所でもあります。
そういう意味では窓を開けておこうと思うことも多くあると思います。
また、勝手口でも揚げ物などをした時には臭いを外に出したいですよね。
もちろん、局所換気もありますが、それでも窓を開けたほうが早いです。
また、家の中で灯油ストープなどを使っている場合の換気も同じです。
臭いもそうですが、新鮮な空気を取り込む必要があるときには、全館空調など使っている場合ではありません。
全館空調は家の一番上に排気があるので、たとえば二酸化炭素や一酸化炭素で重たくなった空気を天井まで上げるのは困難です。
ですから、窓を少し開けるだけで外に逃がしてあげることができるわけです。
急な温度調整
春先になると、日々の気温差が激しいですが、朝晩と日中の温度差も激しくなります。
朝が寒いかと思えば、昼には暑すぎる・・・なんてこともあります。
間取りにもよりますが、家の中も陽が当たるとそれなりに気温は上昇しますので、やっぱり暑くなることがあります。
急激な温度上昇に冷房を入れますか?
いえ、窓を開ければ済むことです。
ビニールハウス状態の中は暑いですが、気温は低いので、外気を取り込めばすぐに家の中をクールダウンさせることができます。
また、大人数が訪れてきた場合にも急激な温度上昇が起こります。
人数が多いと、温度が急上昇します。
そんな時、窓を少し開けるだけで空気が循環し温度がすぐに下がります。
そのほか、夏に家をしばらく開けておいて帰ってきた時にも、冷房をかける前に空気を一気に入れ替えれば冷房も早く効きます。
急な湿度調整
お風呂などで梅雨時期などは、早く換気をしてしまいたいものです。
家の中が湿気っぽくて、久しぶりに晴れた日に空気を入れ換えたい・・・そんな時に空調設備は役立たずです。
窓をあければ乾燥した空気と入れ替わります。
温度のように、夏に家をしばらく開けておいて帰ってきた時にも、除湿をかける前に空気を一気に入れ替えれば冷房も早く効きます。
虫対策
春先から夏にかけて、虫は必ず発生します。
ほおっておくと、窓に止まってくることもあるでしょう。
でも網戸があれば、網戸についてくれます。
その網戸に虫を寄せ付けないスプレーをかけておけば、虫は来づらくなります。
また、窓を開ける時に、網戸があることで心理的な負担は下がります。
開き戸では難しいですが、引き戸の場合には有効です。
バルコニーの出入りが頻繁
バルコニーが設置されている掃き出し窓の場合に、ドアをいちいち締めるのは面倒です。
特に、i-smartのような気密性の高い窓を採用している場合、
窓の重さがあり、パッキンの気密が高いので、窓の開閉にチカラが必要
になります。
そんな時には、やはり網戸で代用してしまうことも多くあります。
網戸のほうが手軽に締めることができます。
ライフスタイル/ポリシーによって変わる
いろいろなケースで窓を開けることがあります。
でも、網戸がないから気軽に窓が開けられない、そんな心理的なハードルはない方が良いです。
全部についている、というのはとても安心です。
全窓網戸オプションでは勝手口ドアに網戸がつかないので網戸を別途付ける必要があるのですが、その勝手口にも網戸はあったほうが良いです。
勝手口ほど開けておくことがあります。
開き戸と引き戸で網戸の形状がかなり異なりますが、いずれにしても網戸はすべての窓につけることをオススメします!
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