2017年版の床暖房稼働はこちら、毎年の床暖房開始時期の記録はこちらからどうぞ。
以下のコンテンツは2016年版ですが、床暖房の使い方の全体を解説していますのでぜひご参考にされてください。
2016年、一条工務店i-smart全館床暖房を稼働!
床暖房をいつから付けるのか?
これはなかなかタイミングの難しい、大きな課題ですね。
特に、一条工務店の全館床暖房だと、一旦秋に付けたら春まで消すことがないので、付けると消せない・・・というよくわからない葛藤に襲われます。(笑)
まだ時々温かい日があったりすると、
まだ大丈夫かな?
ちょっと早いかな?
もったいないかな?
などと躊躇するのですが、、、、
2016年11月8日に、遂に最低気温が5度という日が訪れる予報(愛知県)が出てから、スイッチをオンにしたのが11月6日のことでした。
床暖房が温まるまでに少し時間がかかるので、2~3日前から付けた方が良いという話もあったりするので、少し早めということで予報から逆算して稼働させました。
そして最低気温5度の日、、、、わが家は室内で冬を感じることなく過ごすことができたのでした。
床暖房には、
床暖房を稼働するタイミング、止めるタイミング
床暖房の、温度設定
床暖房の稼働タイマー
という三大要素がありますので、それを順に考えていきます。
床暖房を入れるタイミング、消すタイミング
床暖房を入れるタイミングは、最高気温が20度を切る頃になったら付けるということにしています。
それでも、1日だけ、2日続いた・・・とかいろいろな年があるでしょう。
ちなみに私は畑をやっているのですが、
冬野菜を植えるタイミングの一つに、
11月3日が一つの起点になる
(愛知県の場合)
という話があります。
これは、11月3日の文化の日を境に、気温がグンと下がるよ、ということです。
種を蒔いても発芽しないということもあるので、この11月3日を目安にしています。
そんな2016年も、最低気温が5度となったのは数日後。
ですから、日付でいえば、
11月に入ったら床暖房を付ける
ということで間違いないですね。
ちなみに、
床暖房を消すのはゴールデンウィークを過ぎた頃
になります。
およそ半年間、床暖房が付けっぱなしという状態になるのです。
床暖房の、温度設定
一条工務店の全館床暖房は、一般的な一部をガスで温める床暖房とは違い、
足が冷たくないようにほんのり家中を温める床暖房
なので、温度設定が違います。
おおよそ、27-28度くらいの設定になっていると、足が冷たく感じません。
この温度設定は湯温です。
お湯(電気の場合には不凍液)の温度を設定するということになります。
ですから、
設定温度から5度引いたくらいが床の温度になりますから、22~23度くらいになる
のです。
おおよそ、19~21度くらいで床が冷たいと感じる温度の境なので、25度以上にしておくのが最低温度、27~28度位がベストということになります。
床の温度を測ってみることもできますよ。
床暖房のタイマー設定
床暖房を常に入れ続けても良いですが、それでは使わない間に温め続けることになるので、若干もったいないです。
しかも、寝室などはあまり温まらないほうが良いこともあります。
ただ、付けたり消したりすると、再度温めるまでに時間がかかりすぎるので、一条工務店の床暖房にはセーブ機能というものがあります。
だいたい、22~23度くらいに設定をしておいて、実際に足が温かいと感じる27~28度に温めるまでのエネルギー効率や時間などを最適にしておくのです。
ですから、
使わない間はセーブモード、使う時には通常モードにするためのタイマー設定
をするのです。
床暖房の設定(1階LDK)
1階のLDKおよび玄関付近まで一番大きなスペースです。
朝の3時~9時、夕方16時から20時半までが通常で、それ以外をセーブにしています。
朝は6時くらいから稼働するのに少し早めに温めておきたいので3時から稼働し、
9時には太陽が上がるので少し余力で部屋の暖かさを残して使います。
夕方は昼間の温かさが残っている(はず)なので、17時くらいから使えるように16時に稼働し、
21時に就寝をするのでそこで終わることにしています。
1階浴室・洗面所
1階の浴室と洗面所は、LDKとほぼ一緒の設定です。
夕方か15時から稼働させているのは、北側の部屋であることから、少し早めに通常モードに戻ります。
その代わりに終わりが20時半となっています。
1階ウォークインクローゼット
ウオークインクローゼットの稼働はLDKとほぼ繋がっているので同じです。
朝の時間が少し遅めの稼働になっているくらいです。
ほとんど服ですし、使う時間も限られているので、通常温度も1度低めの27度に設定しています。
2階寝室
2階の寝室は、21時に就寝をすることから、17時から稼働し21時に止めて、あとは余力で温かさを保ちます。
子どもと寝ると温かいですし。。。(笑)
朝は3時から稼働させ起床の7時まで稼働させます。
わが家はマットレスということもあり、床の温度を直接受けやすいことから、夜中はセーブモードにしています。
二階廊下、書斎
私は自宅で仕事をしていることもあり、朝から夜まで稼働させています。
生活モードが少し変わることもあるので、タイマーの2では、夜型にしています。
二階こども部屋A/B
子ども部屋は、まだ未就学児ということもあり、休日のみの稼働です。
ですから通常はセーブにして、必要な時に通常に切り替えています。
いかがでしたでしょうか?
ライフスタイルや家の間取りによっていろいろな設定があると思います。
一つ言えることは・・・
寒くなってきたら、ガマンしないで床暖房のスイッチを早めに入れることは、絶対にオススメです!
家の中や屋外の温度を測る、スマホ対応温度計が欲しくなる、今日この頃です。
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