家と庭を繋ぐデッキはウッドデッキ?タイルデッキ?
ウッドデッキとタイルデッキ
どちらにしようか迷いませんか?
私は、迷いました。
当初よりウッドデッキをつけようと思っていましたが、外構の会社からタイルデッキの提案をもらって、グラグラと揺らいでしまいました。
ウッドデッキとタイルデッキ
どちらも魅力的で、それぞれにメリットとデメリットがあります。
迷い続けた私は、、、、
ウッドデッキとタイルデッキ
両方とも、つけてしまいました( ´▽`)
そんなわけで、それぞれのメリットやデメリットなど、綴ってみたいと思います。
ウッドデッキとタイルデッキの魅力の比較
ウッドデッキの魅力
ウッドデッキの魅力、それは、
家の中からの延長にある、外の世界
です。
家のフローリングと同じ高さに設置された外の床(ウッドデッキ)
ですので、家の中から見ても、外というより室内の延長の様に感じます。
ですから、ついつい裸足で外に出てしまうのです。
そして、ウッドデッキはやはり木の温もりを感じる質感ですね。
それがたとえ人工木であっても、木の感じはどこか落ち着きます。
タイルデッキの魅力
タイルデッキは、やはりおしゃれな雰囲気作りにはもってこいです。
わが家は白いタイルを敷き詰めて、少しリゾート的な雰囲気を出しました。
これはウッドデッキとは異なり、
室内ではない、外としての特別な空間
をイメージしますね。
もちろん室内でもタイルを敷いている家もありますが、それもある意味で特別な家ですから。(笑)
もちろん外のタイルデッキは素足ということではなく、必ず靴かスリッパなどを履くことになります。
そして、家の床面に近づける方法もあれば、地面に近づける方法もあるので、いろいろと選ぶことが可能です。
ウッドデッキとタイルデッキのメリットとデメリット
ウッドデッキのメリット・デメリット
ウッドデッキには人工木と天然木とあります。
それぞれにメリットとデメリットが異なるので、それぞれに見てみたいと思います。
天然木ウッドデッキのメリット・デメリット
天然木ウッドデッキのメリットは、なんといっても本物の木の温もりですね。
やはり質感が人工のものとは全く異なります。
また、天然木は熱が伝わりにくいという特徴があるので、夏に木が熱くなりすぎなかったり、たとえ熱くなったとしても冷めるのも早いという特徴があります。
- 木の温もり
- 夏でも熱くなりにくい
天然木ウッドデッキのデメリットは、メンテナンスが必要だということです。
自然の木が材料なので、材質や環境、メンテナンスの頻度によっては腐って壊れるということもあります。
ソフトウッド(杉やSPFなど)を使った場合には、しっかりと塗料で保護する必要があり、塗料の性能と頻度が重要になります。
ハードウッドは耐久性が高いため、塗料を塗らなくとも何年ももつものがあります。塗料を塗ればさらに長持ちします。
また、天然の木なので収縮によって木が反ったり、また、トゲやササクレなどが発生することもありますし、木がエイジングによって黒く変色するということも、人によってはデメリットと感じることもあるでしょう。
- メンテナンスが必要(1年に2回ほど)
- ランニング費用がかかる
- 材質やメンテナンスの内容によっては、腐って壊れることがある
- ササクレ、ひび割れなどが起こることがある
- 色が変色する(グレーになる)
人工木ウッドデッキのメリット・デメリット
人工木ウッドデッキのメリット人工木のウッドデッキは、廃材とプラスチックの混合で作られているものが多く、樹脂のものもあります。
ですから、天然木のように腐ったりするようなことは起こりませんし、トゲやササクレなどもおきません。また、塗料を塗る必要もありませんので、メンテナンスの手間がほとんどかからないというのがメリットです。
また、色褪せもほとんどしないので、設置した時とほぼ同じ色を保つことができます。(多少色褪せることはあります)
- メンテナンスが不要
- 設置した時の美観が続く
人工木ウッドデッキのデメリットは、真夏など太陽が照りつけるとかなり高温になるということです。天然木でもかなり熱くはなりますが、人工木はさらに熱く、火傷をしたり皮が剥けることもあります。ですので、日陰をうまく作ったり水をまいたりして温度を下げることを心がける必要があります。
また、熱が籠もったら抜けにくいので、熱さが続くため温度が下がりにくいこともあります。
高温になり温度が下がりにくいことから、輻射熱によってデッキ側の窓が更に熱くなり、室内への温度の影響も考えられます。
- 高温になり火傷する可能性がある
- 輻射熱により周囲が熱い
タイルデッキのメリットとデメリット
タイルデッのメリットは、何といってもメンテナンスがしやすいということが挙げられます。
砂や汚れがあっても、雨で流れデッキブラシで擦ればとれます。
また、メンテナンスも不要という点が良いですね。
- メンテナンスが不要
- 設置した時の美観が続く
タイルデッのデメリットは、熱くなるという点です。
人工木ウッドデッキよりも更に熱くなります。タイルは焼き物なのでかなり熱が上がり籠もるので、火傷に注意が必要です。
また、輻射熱による温度上昇の影響もあります。
あと子供がいる家庭は、転ぶと怪我をしやすいという点もあげられます。
- 高温になり火傷する可能性がある
- 輻射熱により周囲が熱い
- 転ぶと痛い
ウッドデッキとタイルデッキの比較(メリットとデメリット)
それぞれに良い点は以下のとおりです。
ウッドデッキよりタイルデッキが良い点
人工木とタイルデッキはメンテナンスという点ではほとんど変わりませんので、天然木ウッドデッキよりもタイルデッキが良い点を比較します。
ウッドデッキでバーベキューをする人はいませんが、タイルデッキであれば炭火でのバーベキューをする人はよく居ます。また、食べこぼしもウッドデッキだと染みこんでシミになることもありますが、タイルデッキであれば洗えば大抵は落ちます。
また、タイルデッキを家の床面と同じ高さに上げた場合、たいていの場合には床下は埋めてしまうのでウッドデッキのように空いたままでゴミが溜まるということもありません。
- メンテナンスが不要
- 設置した時の美観が続く
- バーベキューなどが安心してできる
- 食べこぼしなどをしても洗えば大抵落ちる
- デッキ下の清掃が不要
タイルデッキよりウッドデッキが良い点
人工木とタイルデッキはメンテナンスという点ではほとんど変わりませんので、天然木ウッドデッキよりもタイルデッキが良い点を比較します。
ウッドデッキの場合、気軽に素足で出たり寝転がることができます。ウッドデッキの場合には木の間から砂が落ちることも多いので、雨などが降ればタイルデッキよりはキレイといえます。
- 気軽に、素足で出て、寝っ転がれる
- タイルデッキよりも砂などが落ちやすい
- 温度上昇がしにくい
- 輻射熱が起こりにくい
- 同じ面積であれば、大抵の場合ウッドデッキのほうが安い
【追加】ウッドデッキ特有のデメリット(2018/4/22追加)
ウッドデッキを使って2年。
ウッドデッキだからこそのデメリット。
それは、、、、蜂の巣を作られてしまうという点です。
特にウッドデッキの下には、毎年何個も何個も・・・作られてしまい、対策を練っているところです。
ウッドデッキや屋根の下など、5月近くなると蜂の巣が毎年作られてしまいます。
蜂の巣が作られないように・・・そんなことから、毎年いろいろな試行錯誤をしています。
なぜ、タイルデッキとウッドデッキの両方採用したのか
私の場合、まずウッドデッキありきでしたので、ウッドデッキの設置を行いました。
そしてそのウッドデッキの前にある庭をどのように使うかということを考えたとき、そこにタイルデッキを貼ろうということになりました。
芝生を全体に貼っても良かったのですが、全部はメンテナンスが大変だったので、少々初期投資が高くともトータルでタイルデッキのほうがメリットがあると感じました。
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