玄関のドアの開く方向
玄関ドアは開く方向を選ぶことができます。
玄関ドアは家の外側に向けて開くようになっています。
内側から、右奥へ開く
(外側から左手前に引く)または
内側から左奥へ開く
(外側から右手前に引く)
です。
ドアの開く方向はどちらにしますか?
と聞かれても、実際には慣れの問題なので、どちらにしても最終的には大丈夫なのですが、開く方向が選択できることで検討すべきポイントをまとめたいと思います。
玄関扉の開く向きを考えるポイント
利き手で考える
まず、利き手で検討をするケースがあります。
利き手で、押すほうが良いか、引く方が良いか。
あるいは、利き手は塞いでいることがあるので、
利き手ではない方で、押すほうが良いか、引く方が良いか。
家の中の全ての戸も窓もそうですが、開く方向を実際見てみると、本当に様々です。
ですから利き手は実際のところ、ほとんど意味がないかもしれません。
小さい頃からの慣れ
これは結構大きい問題です。
家の玄関でも、開き戸ではなく引き戸にしたという友人もいます。
引き戸で家に入りたいという要望は、昔からその家が引き戸であったケースが多いようです。
ですから、実家の開き戸の方向などは大きく影響することがあるでしょう。
戸が開いた位置から考える
一番大きい課題は、戸が開いた状態から考えるということです。
開いた状態で、
その通路が通り安いか?
開いた扉が邪魔にならないか?
ということが、間取りの点では最も重要になります。
ですから、
玄関のドアの場合には、外構などを検討する必要がある。
ということです。
季節を考慮する
玄関がどの向きにあるか?ということも考慮するポイントの1つです。
わが家は西側の道路面に向いています。
どちらかといえば、西や北から風が吹いてきます。
玄関ドアを開ければ風が入ってくるので、その点では開ける方向を気にする必要があります。
また、開ける方向によっては太陽の向きも考慮する必要があります。
わが家の玄関ドアの向きはこうして決めました
わが家の玄関ドアはこんな感じです。
つまり、北側に向けてドアが開きます。
これは次の理由からです。
- 開けた時に壁付けの照明の影にならない&当たらないようにする
- 南側に庭があるので、南側から入りやすいように北側にドアが開くようにする
- 南側の太陽光をドアで遮らないようにする
- 冬になると北風が吹きやすいので、北西の風を防ぐ
実際に想定どおりに使いやすい状況です。
逆に空いていたら、、、、きっと後悔したことでしょう。。。
ドアの開く方向は最後の最後に決めれば良いですが、必ず忘れないようにしておきましょう。
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