エアコンの定格出力を調べる
わが家の電気代をシミュレーションしました。
わが家のリビングのエアコンはPanasonic CS-50RKX2 です。
Panasonic CS-50RKX2のスペックには、(90-1850w)とありますので、一番の省エネモードが90w、急速動作が1850wなのでしょう。
子どもが家の中を走り回り、洗濯物を干したりもしているので、本当に90wで動くのかは微妙ですが、とりあえずシミュレーションしてみます。
付けっぱなしの電気代はいくら?
付けっぱなしにしている状態は、あまり冷やす必要がなく維持することになるので、少ないワット数になるはずです。
(愛知県名古屋市、1kWhあたりの電気代を25円で計算)
たとえば、もっとも少ない90wの場合、
90wx25円x24時間=54円、30日=1,620円
となります。
フルタイム90wで全部が動くわけがなく、たとえば多く見積もって120wだったとしても、
120wx25円x24時間=72円、30日=2,160円
となります。
半日消していた時の、電気代はいくら?
居ない間、半日ほど消しておいた場合です。
帰って一時間くらいは灼熱の部屋を冷やさないといけませんから、フルパワーで出力するとして、
1850wx25円x1時間=46.3円
90wx25円x12時間=27円
1日あたり73.3円
30日=2,199円
となります。
90wでなく120wだとしても、
1850wx25円x1時間=46.3円
120wx25円x12時間=36円
1日あたり79.3円
30日=2,379円
となります。
付けっぱなしと、半日消した時の比較
シミュレーション上では、90wであっても120wであっても、付けっぱなしのほうが完全に有利な結論になりました。
90w | 120w | ||
1日 | 1,620円 | 2,160円 | |
半日 | 2,199円 | 2,379円 | |
差額 | 579円 | 219円 |
家の中が暑くなっている状態では、部屋の天井や壁、床の全てが暑さを持ってしまっており、1時間くらいフルパワーでかけないと、なかなか温度が下がりません。
1時間のフルパワーは、12時間低電力で温度を維持しているよりも電気代が高いのです。
ですから、フルパワーでつけるという機会を減らす方が、電気代を減らすための大きな要因になるのです。
エアコンを、夏の間付けっぱなしにしても電気代は変わらない?
そんな噂があるので、実験中。
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