電気代がネットで自動計算される
(これは旧型の電力量計です)
スマートメーターとは、次世代電力量計とも呼ばれている電力計です。デジタルで測定した電力のデータを電力会社に自動送信できるしくみです。
今後、電力小売りの全面自由化に伴いスマートメーターへの切替が順次進んでいます。
東京電力では2014年度から2020年度までの7年間ですべての利用者宅に設置するとのこと。
メーターの検定有効期間満了や取替時、新築住宅などではすでに設置が始まっています。
スマートメーターで良いことは?
電力会社にとっては、検針にいく人件費削減が一番のメリットでしょう。
我々にとってのメリットは・・・・?
東京電力のページを見ると、
引越し時に立ち会いが必要ない → 遠隔で管理しているから
アンペア変更が簡素化 → ブレーカーの容量変更は遠隔で
停電復旧の迅速化 → 遠隔で見ているのですぐわかる
という点がメリットとされています。
日本では電力会社が提供している電気家計簿やHEMSなどがありますが、アメリカではさらに詳しい内容や管理のできるサービスもあるようです。
実際にスマートメーターに変えたいのは電力会社側です。
我々にとっては電力の自由化によって変えざるをえないという状況になると思われます。
なぜなら電力計の検針に来る人がそれぞれの売電会社に必要となってしまうため、スマートメーターによって計測できるように進めているというわけです。
ただ、電力がそういった会社に全部把握されてしまうわけですから、セキュリティの問題も含めて、本当に大丈夫か?という気にはなってしまいますが。
アメリカではそれを拒否する動きもあるようです。
なお、HEMSもこのスマートメーターと連動するようになっています。
今後、電力自由化が推進されればされるほど、スマートメーターの導入が進むことでしょう。
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