ハイビスカスの季節は10月まで
ハイビスカスは、外であれば10月くらいまで、室内であれば11月や12月まで咲くことがあります。
でも、寒くなると花が小さくなり、色が薄くなってきます。
そして葉が黄色や茶色になり、数も減ってきます。
徐々に、越冬の季節になってきます。
ハイビスカスの冬越しをきちんとすることで、翌年もしっかりと花が咲きます。
放っておくと根が弱り、枯れることさえもあります。
私も何度か失敗をしました。
マンション暮らしの頃は鉢で育てていましたが、一軒家に住んでから、地植えをするようになったので、一層、メンテナンスに木を遣う必要があります。
そんなハイビスカス。
冬越しをするためのポイントをおさえて、翌年も花を咲かせる3つのポイントです。
1.ハイビスカスの剪定
ハイビスカスは樹木ですので、普通の木と同じように剪定(せんてい)作業が必要になります。つまり、枝を切るということです。
街路樹が冬になると丸坊主にされていますよね。
でも、春になると芽が出て、夏には元通りになっていると思います。
剪定をする理由は、どんなものでしょうか。
剪定をする理由
枝を切って短くして、
冬にかかるエネルギーを少なくし、
翌年に新しい脇芽などから新しい枝を伸ばす
新しい芽が枝になり、花をつけていくので、ちゃんと切る必要があります。
が、
切りすぎると伸びないので注意が必要です。
ハイビスカスの剪定のポイント
ハイビスカスは成長が強いのでわりとざっくりと剪定しても大丈夫ですが、
ハイビスカスの剪定のポイント
時期:11月頃に行う
切る位置:数枚の葉を残して切る
心配であれば、多めに残しても大丈夫です。
あまり丸坊主だと心配ですから、こんな風に葉が少し多くても大丈夫です。
いずれは枯れて落ちることもあります。
葉は必ず残してください。
2.保温する
わが家はハイビスカスを地植えで栽培をしているので、掘り起こして鉢に移します。
ショベルで、一気に掘り起こします。
根を切っても大丈夫なの?
そう思うかもしれませんが、根は適度に切ったほうが良いのです。
古い根は特にそうですし、新しい根であっても、すぐに伸びていきます。
ハイビスカスの根は強いので、ざっくりと、鉢の大きさに合わせて切って大丈夫です。
こんな風に無理矢理突っ込んで大丈夫です。
これでハイビスカスは移動できるようになりました。
やはり10度を下回ると弱るので、最低でも10度以上の場所に移動させておく必要があります。
仮に室内で鉢でハイビスカスを栽培していたとしても、やはり温かい場所に移動させてください。
床暖房の家で冬にハイビスカスを冬越しさせる時の注意
わが家は床暖房がついているので、床置きの場合にはかなり温かいです。
ですから、床暖房の場所に置くと、かなり温かくなるわけです。
できれば、床に直で置くことは避けた方が良いです。
理由は、季節を勘違いして芽が出てくるか、虫などが発生しやすくなるからです。
また、温かくなると乾燥した冬の空気に水分が蒸発していきますので、土の中の水分が減りやすくなりますので、定期的に水やりをすることを忘れないようにしましょう。
ハイビスカスを移動した後はどうする?
ハイビスカスが移動すると、その後に当然、穴が空きます。
わが家ではここに、ハーブの鉢をスッポリと入れておきます。
ミントやワイルドストロベリーなど、冬でも強いハーブの鉢で、丸いものをそのままスッポリと入れておきます。
こうすると、来年、同じ場所を掘らなくても大丈夫です。
3.日光に当てる
ハイビスカスは冬の間、何もしていないわけではありません。
成長スピードは止まりますから、肥料や水などを大量にあげる必要はありません。
でも、樹木ですから、太陽の光がないと、枯れてしまいます。
強い太陽の日差しは必要ありませんが、適度に当たれば大丈夫です。
- 明るい部屋においておく
- 窓際に置いておく
- 何日かに一度外に出す(10度以下の場合は室内に。朝晩は重要)
外においていろいろと試しましたが、なかなかうまくいきませんでした。
でも、屋外の樹木なので、家の中だと虫などを入れることにもなりかねません。
オススメは屋内ですが、屋外でどうにかできないか、いろいろと考えてみたいと思います。
来年も、ハイビスカスの花を咲かせましょう
ポイントは3つです。
剪定
保温
日光
ハイビスカスと一緒に冬を越して、また花を咲かせましょう!
(もちろん、モンステラも!)
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