野菜を買うよりも、栽培して作るメリット
私が戸建てにしたいと思った理由の一つは、家庭菜園をしたいということでした。
家庭菜園といっても、畑で野菜をつくりたいということです。
毎朝、野菜ジュースを飲んでいたこともあり、また、野菜がとても好きなので、買ってくるよりも作りたいと思ったからです。
野菜を買うよりも作るメリットはいろいろあります。
家の前で作れば、少量づつ使える(ネギや大葉やハーブなど)
採って、すぐに調理できる(新鮮さが違う!)
無農薬野菜ができる(害虫駆除を頻繁にできる)
除草剤を使わず栽培できる(雑草駆除も少しづつできる)
必要な野菜、高い野菜だけ作れる(経済性)
まだまだこれ以外にもいっぱいありますよね!
好きや野菜が食べ放題!
子どもの成長に良い影響を与える!
などなど。。。
わが家は、トマトとピーマン、ゴーヤもキャベツも食べ放題です!
露地栽培(ハウス栽培でない)の場合には、季節の野菜が採れるので、本当に美味しいです。
季節感も味わえてとっても良いことばかりです。
家庭菜園/畑を前提にした、家づくりを考える
畑をしようと思うと、それなりに環境を整える必要があります。
小屋でも買えばいいのでは?
もちろん必要ですが、それだけではありません。
想定したこと、現状どのような視点で考えるのかをまとめました。
家庭菜園/畑は水が必要。まず、水のことから考える
特に夏の期間は、水が必要になります。
水というと、水栓です。
つまり、外構で水栓を用意して設計しておく必要があります。
もちろん洗車などでも必要になりますし、手洗いなども必要ですが、畑やプランターなどに水をあげるためにも必要なのです。
ホース用、水栓の用意
建物の配置を決めるときに、立水栓などの位置を決めておきましょう。
立水栓さえ出しておけば、そこからホースなどを繋ぐことができます。
畑をやりたい場所に近いほうが、ホースが短くてすみます。
雨水タンクは必要か?
雨水タンクについては、いろいろと検討しました。
しかしわが家では、雨水タンクを設置することは、やめました。
そもそも、水道水をどれほど使っても、雨水タンクを買う費用に届くには相当な時間を要します。
そして必要な時に水がない、ということも起こるのです。
(雨が降ったら水はいらない、雨が不要な時に水が欲しいが雨水が貯まっていない、など。)
助成金がある地域もありますし、水道が敷けない場所には最適だと思います。
一帯が畑というところで、小屋から雨水などを溜めるなどには良いでしょう。
でも、家の前の家庭菜園では必要ありません。
また、小さな畑であれば、ポリタンクを買うくらいで十分です。
手洗いや長靴、野菜を洗う水栓と、排水機能
水が必要な場合は、植物が必要としている時だけではありません。
土作業は、汚れます。
ですから、洗う必要があります。
わが家は立水栓が3箇所あります。
こちらの立水栓は、排水もつけています。
水道管の配線も重要なのですが、排水のための排水口やその配管なども重要になります。
家庭から出る汚水の排水もあれば、雨水などを流す排水もあります。
下水処理というのは自由にできるわけではないので、汚れを落とした後の排水のことも十分に考える必要があるのです。
水栓に、冷水と温水も付けられる
さきほどの水栓には、温水も出るようになっています。
わが家はエコキュートをやめてガス給湯にしたので、ガス給湯のボイラーから外部にひいています。
家庭菜園というのは、季節を問わず作業があります。
冬場は氷点下になる外部で、0度に近い水で作業するのは辛いものです。
野菜にはお湯を使うことはありませんが、靴を洗うこともあるでしょう。
外部だからお湯が使えないということはないので、外部にお湯をひくことも検討してみても良いでしょう。
づつく(家庭菜園/畑を前提とした家づくり(2) ~勝手口、ガレージ、小屋、玄関の土間、シューズクローク)
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