オフグリッド(電気代ゼロ、電気自給)生活を目指した家づくり

太陽光発電でオフグリッド生活を目指す

2015年、家を建てることを決めたことの1つに、オフグリッド生活(電気代ゼロ生活)を目指すという野望があります。

オフグリッド生活とは、太陽光パネルなどで自家発電などをして電気を買わないで生活をする(電気自給)というものです。

オフグリッド生活には、いろいろな定義や考えがありますし、すでに実施している人も多くいます。

しかし私の考えるオフグリッド生活は、現状と同じ生活をオフグリッドですること。

つまり、電力の消費を極限までなくし、冷蔵庫を使わないなどの生活のことではなく、普通の生活で電気を買わないで生活をするということを目指したいと思っています。

そんなことができるのか?

この近年でテクノロジーは凄まじい進化をし、様々な規制緩和がそれを実現できる環境を用意してくれると思っています。

その野望をここに書き留めておきたいと思います。

なぜオフグリッドを目指すのか

人は、テクノロジーの進化によって地球環境問題を引き起こしましたが、テクノロジーを進化させることをやめることはないでしょう。

ですから、テクノロジーでその問題も解決できるのと考えています。

私たちにとって電気は、なくてはならないものです。

いくら個人がいらないといっても社会は必要とし、個人で全く電気を使わなくとも私たちが生活をするすべてのものを作る工程や運ぶ工程を含め、電気と切り離されることはありません。

ですから、せめて個人・・・私という人間がこの世で生きるために個人が生活で使う電気くらいは地産地消ができないかと思っています。

そのためには、できるだけ消費電力は少なくするものの、電気を発電するための設備が必要になります。

現在から5年後の2020年頃、オフグリッドは実現するのではないかと思います。 現状から解決しなければならない様々な問題があり、まだまだ時間がかかります。 すぐにオフグリッド生活をするには、やはり究極の生活をするしかありません。 ですから、5年後に向けて準備を進め、5年後に電力会社から電気を買う量を0にできればと思っています。 オフグリッド化の課題

オフグリッドをするためには、いくつかの条件があります。

現在考えられる様々な諸条件を検証したいと思います。

太陽光発電システムの発電能力

家で使う電気の総量の発電能力を持つ太陽光発電システムを搭載しなければなりません。

ベランダで発電できるような小さいものではなく、屋根がすべて太陽光発電システムになっているような巨大なものです。

現在の太陽光発電システムは、初期に比べるとそれなりの性能を発揮するようになってきました。

ですから、屋根のサイズが小さくともそれなりの発電量をまかなうことができるようになりました。

40坪くらいの家の太陽光パネルは10キロワット程度ですから、一年分の家全体をまかなうことはできます。

今後、太陽光パネルの発電能力はさらに上がっていくとおもいます。

しかし一方で、10年ほどすると何割かは発電能力が下がると言われています。

最大で1~2割程度下がるとするならば、その分多めに載せておくことが必要かもしれません。

蓄電池

太陽光発電の弱点は、太陽が出ていない間は発電ができないことです。

当たり前なのですが、日が沈んだら発電はされません。

また、季節や天候によっても発電量は左右されます。

そこで登場するのが蓄電池です。

蓄電池といっても簡単にいえば、充電池です。

蓄電池によって、昼間の太陽が発電した電気を蓄えておくことができます。

その電気を夜に使うということです。

これによって、一日中、自宅で発電した電気を使うことができるのです。

しかし現在は蓄電池の性能が悪く価格が高いという状況にあります。

電気を蓄えておくためにはそれなりの電池が必要ですが、普通の電池であっても放電するなどしてしまいます。

すべての電気が確実に蓄えればいいですが、すべての電気がロスなく充電できるわけではありませんし、時間と共に電気量は減っていきます。

また、一番の難点は高額であることです。

夜に使う電気分だけを蓄電池への投資でカバーするには回収までに少々時間がかかります。

しかし最近ではテスラモーターが家庭用蓄電池を低価格で発売することを発表しました。

蓄電池の技術は工業などでもさかんに開発されているので、家庭用の蓄電池もすぐに性能が高くなりそして低価格になることは間違いありません。

およそ3~5年くらいで、大胆な蓄電池技術が開発されると見込んでいます。

売電

現在の電気は、買うより売る方が高くなりますので、できればすべての電力を売って家の電気は買った方が安いというのが現実です。

つまり、家で発電する電気はすべて売るので、家で発電した電気で家の電気をまかなっていないわけです。

ですから、単なる発電所で売電をしている事業所になります。

発電量が10kw未満であれば自宅で使い余った分を売る余剰買取という契約ができますが、10kw以上の場合には全量買取になっています。

ですから、将来それなりの発電量で家の電力をまかなおうとした場合には、現在のところは全量買取で契約するしかないのです。

しかしこの売電も、近年で大胆に変わってきます。

発電と送電が分離されて、電気の小売り事業が盛んになります。

ですから、現在は**電力のみが買取ができるものを、他の事業者が代わって買取をすることができるようになります。

つまり、発電所からすれば、売り先を変えることができるということです。

現在は全量買取しか選べませんが、買取先が増えればその制度も緩和されるでしょう。

また年々売電価格が低下してきていますので、買取の価格競争も盛んになるでしょう。

現在は、余剰買取で10年間、全量買取で20年間の固定金額での買取となっているので買取金額が保証されていますので、5年ほど経った時にソフトバンクあたりがどのようなビジネスモデルでやってくるのかは楽しみです。

オール電化契約

最終的に家のエネルギーを電気だけでまかなおうとするならば、オール電化契約にしておく必要があります。

オール電化にすることへ抵抗がある人もいるかもしれませんが、心配なのはキッチンくらいではないでしょうか?

最近のオール電化キッチンは高性能で、とある中華料理店の店主も家ではオール電化で大満足しているという話も聞きました。

実際、料理をする私も使ってみましたが、全くといっていいほど問題は見当たりません。

それでもガスにこだわるとどうなるのか?

設備の多くがガスでしか動かないものになる可能性があります。

床暖房や給湯システム、キッチンもそうですが、将来的に電気に変えるのは相当な費用がかかります。

また、ガスの契約をするとその分のオール電化の契約はできなくなりますので、安い深夜電力を使うことができなくなります。

将来的にオフグリッドにするのであれば、オール電化にすることは必須です。

オフグリッドを想定した家づくり

こうしたオフグリッドを目指している中で、どのようなことを想定しながら家づくりを行ったら良いでしょうか。

太陽光発電量

一軒家の電力はそれぞれにもよりますが、だいたい年間で7,000kw、ピークで800kwくらいは想定しておいた方が良さそうです。

ですから、10kwのソーラーで年間10,000kwくらいの発電量なので大丈夫そうです。

ピーク時に少しギリギリになる可能性があります。8kwくらいだとちょっと厳しいかもしれませんね。

ですから、12~15kwくらいあれば、蓄電池で自宅をまかなった上で、売電もできるくらいにはなるかもしれません。

このくらいを載せようとすると、建築面積にもよりますが、屋根全面が太陽光パネルで提供できるハウスメーカーが条件になることもあるでしょう。

私の家ではソーラーカーポートも設置しましたので、20kw手前くらいの発電になりますので、とても楽しみです。

蓄電池の場所

現在発売されている蓄電池は、家の外に置く巨大な装置です。

ですから、外部にそうした蓄電池を置けるようなスペースが必要です。

また、テスラが最近発表した蓄電池は、家の中に掛けておくようなものが想定されています。

とはいっても巨大であることに変わりはないので、それなりの壁面積と厚みを考慮しておく必要があるでしょう。

そのために、壁補強をしておくことをオススメします。

また、蓄電池は発電用のブレーカーの近くにあったほうが良いでしょう。ですから室内に設置する場合には近くに、外に置くことを想定するのであれば、室内から外部に配線するための穴などを開けておくなどが必要です。

ちょうどエアコン用の穴などを設置しておくのが良いでしょう。後から穴を開けるのは大変ですので・・・。

光熱費がかからない省エネ住宅

電気を発電してもそれだけ電気を消費する家であると、結果的に電気を買わなくてはならなくなってしまいます。

1ヶ月の電気代が平均で1.5万円以内に収まるようにすることは必要だと思いますが、省エネ住宅でない場合には3万円以上かかるというのはよく聞きます。

高気密や高断熱でない家は、かなりの光熱費がかかるでしょう。

特に、夏場のエアコンや冬の床暖房など、一番寒いときと暑い時にはかなりの電力を使います。

こうした電力のピークはある程度仕方がないと割り切ったとしても、それ以外の期間で省エネをキープできれば良いでしょう。

年間を通じて光熱費がかかる住宅は住宅性能が悪いといわざるをえませんし、オフグリッドを目指す目指さないを別として、考え直すのが良いと思います。

オフグリッドに向けて

オフグリッドの時代が来るのが待ち遠しいです。

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