北窓だから油断していた・・・
北窓って陽が当たらないから涼しい空気が取り込めるね
たしかにそうです。
北側は陽が当たりにくいので温度が一定に保たれやすいので、北窓を開けて風を取り込むことで部屋の温度を下げてくれます。
もちろん、ほとんどの時間帯は・・・・
ただ、住環境や時間帯によってはその北窓に西日が当たることになります。
夏には要注意です。
夏の太陽と夏至と最高気温の関係
春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
冬至にかけて太陽は南寄りに移動して昇り、低い位置を通って沈みます。
夏至にかけては、太陽は北寄りに移動して昇り、高い位置を通って沈みます。
冬至と夏至で、約5時間の差があります。
夏至は6月22日頃ですが、7~9月の太陽はとても暑く感じます。
それは何故でしょうか?
6月22日はまだ梅雨であることが多いので、太陽が高く昇ったとしても雲に隠れたり雨が降っていたりということが多いのです。
7月下旬になり梅雨が明けると、日照時間がどんどん増えていきます。
日照時間が増えると、地面がどんどん温まっていき、気温も下がりにくくなります。
そうやって気温がどんどん上がり続け8月には最高気温を記録します。
しかし9月下旬にはすでに秋分の日が待っています。
つまり、太陽はどんどん下がり始めているので日照時間が短くなり、地面も温まる時間が減ってくるのです。
秋には長雨もあれば台風もくるので、それも気温が低くなる原因です。
こうして7下旬~9月頭くらいがとても気温が暑くなり、それと共に西日が痛いくらい照りつけるという状況になります。
北窓の効果がない時期
つまり、7下旬~9月頭くらいの北窓は西窓だと考えて良いかもしれません。
もちろん、北側に建物が建っていて日差しを遮ってくれれば良いですが・・・わが家は陽が落ちるギリギリまで太陽が見えます。。。
また、二階の北窓も要注意ですね。
もし心配であれば、ハニカムシェードの遮光タイプを採用しても良いかもしれません。
特に寝室や子ども部屋などは暑くなっては困りますからね。。。
わが家も寝室の西窓は遮光タイプのハニカムシェードですが、北窓までは考慮してなかった。。。
間取りを考えられる人は現地をよく見て考えましょう。
わが家の8枚の北窓
実際には北窓は8枚ありますが、この5枚の北窓は家を暑くする原因となります。
ということで、夏は諦めてハニカムシェードを締めっぱなしにします!
これが一番の西日対策ですね。
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