わが家は寒い時期から考えてだんだん暖かくなってきた頃に吹き抜けって大丈夫?と思い始めたのですが、吹き抜けにこだわればこだわるほど、間取りに制限が出てきます。
吹き抜けと一条工務店の床暖房の組み合わせ
一条工務店のi-smartで建てたい人の多くに、吹き抜けを実現しても光熱費がべらぼうに高くならないという床暖房への期待があります。
吹き抜けは大きな空間なので、空気を上下で遮るものがありませんから、吹き抜けの上部に空気が溜まります。
温かい空気は上にいき、冷たい空気がしたにいく・・・でも、床暖房だから下の空気も冷たくなりきらない・・・ということですよね。
これはとても素晴らしいなぁと思います。
空間の上がどのくらい暑くなっているかはよくわかりませんが、それでもシーリングファンをつければよいかもしれませんね。
リビングを吹き抜けにするか?ダイニングを吹き抜けにするか?
そんな吹き抜けをメインに、間取りを考えていました。
リビングを吹き抜けにするか
ダイニングを吹き抜けにするか
なかなか迷うところです。
どちらのパターンも半々くらいですよね。
土地の向きや道路面などから考えると、自然と置かれる場所が決まってしまうこともあります。
当初はダイニングを吹き抜けに
我が家では当初は、ダイニングを吹き抜けにしていました。
我が家はテレビをほとんど見ない家庭なので、リビングにいるよりもダイニングテーブルで何かをしている方が明らかに多いからです。
ですから、リビングは通常の部屋でダイニングから繋がり、ダイニングを吹き抜けにしていました。
ダイニングを吹き抜けにしていたときに、大きな壁に当たりました。
それは、照明。
ダイニングの照明を一体どこからとるのか?ということです。
特に、ダイニングは食べる場所というより、大きな机という使い方なので、そこで本を読んだり書き物をしたり勉強したりする想定です。
でも、そのダイニングに照らす明かりはどこから?と考えると
天井からのダウンライトでは心もとないです。
それにシーリングファンを回すとチラチラする・・・・
うーん、壁から照らすか?
壁に突起物をあまり付けたくないので却下にしつつも、スタンドライトはどうか?とかいろいろと考えていました。
その流れの中で、結果的にダイニングの吹き抜けそのものが却下となりました。
そして次に、リビングを吹き抜けにすることにしました。
そしてリビングを吹き抜けに
リビングが吹き抜けになるように設計が進みました。
リビングですから、吹き抜けが相当大きくなる傾向にあります。
テレビを見ないとはいえ、テレビは設置しますし、ソファーも設置します。
距離を考えると、2間(畳2枚分)くらいは距離がほしいところです。
そうなると、吹き抜けを少し小さくしたくなってきた私たちにとってはちょっと都合が悪くなったきたのです。
テレビを置かなくてはならないから壁がほしい
ソファーはどこに置くのか?
庭への掃き出し引違いの引き戸もほしい・・・あー、壁がない!
ダイニングにすべきか、
リビングにすべきか、
それとも・・・?
吹き抜けが南にあることが・・・・問題?
そして妻がひとこと、
南側の吹き抜けって、何だか無理があるんじゃないのかも。。。
あー、言っちゃった・・・
薄々気づいていたのですが、そうなのかもしれません。
思い返せば展示場の吹き抜けは、
建物の中央
北側
が多かったです。
南側にしている箇所も無かったわけではありませんが。
西側はさすがにありませんよね。
ということはつまり、
太陽の遮熱を考えると、南や西は避けるのがセオリー?
そんなことに気づき始めた間取りの後半戦です。
つづく吹き抜けのある家/間取りの検討記(4) ~間取りを振り回す、壁の出現
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