マンションの駐輪場問題(自転車置き場問題)
住んでいるマンションは狭い敷地に6階建てのマンションが建っています。
とても狭いにも関わらず、300世帯以上が住んでいます。
このマンションが新築から住んでいますが、当初の頃より駐輪場問題(自転車置き場)の問題がありました。
とりあえず用意された駐輪場の自転車台数は、
1世帯あたり自転車2台分の割当
と決められています。
つまり、600台ほどが駐輪場に置ける計算になります。
この600台の駐輪場が、敷地内の数カ所に分散されて、番号が振られています。
600台分の自転車をどう置くか?
600台もの自転車を平面に置くと、とてつもない広さが必要です。
そこで、駐輪場には二段式のラックが設置されています。
このラックが曲者(くせもの)なのです。
上下二段式ラックの駐輪場
上下で交互に二段になっているラックで自転車を置く装置です。
理論上、自転車は多く置けそうな気がします。
でも、、、、これ、どう考えても無理がありませんか?
最近では、電動自転車が多くなってきました。
そして、2人乗り仕様、3人乗り仕様のママチャリもたくさんあります。
特にここ神奈川県は坂が多く、電動自転車なしに子育ては不可能な地域です。
ですから、
2~3人乗り電動自転車が必須
なのです。
写真を見ていただくとわかりますが、まず、2人乗りの自転車ですら、下の段で入りません。
背もたれの部分が上の段にひっかかって入らないのです。
加えて、上の段に重い電動自転車を置くことはできません。
重すぎて、上の段に入れると壊れます。
というか、重すぎて上の段に入れることはできません。
もし入れたとしても、、、、下ろせません。
また、
下の段に2-3人乗りママチャリを置くと、上の段に入れることもできなければ、下ろすこともできません。
この理論上効率的な駐輪状装置では、上の段に自転車を置く人が少なくなっています。
子どもの自転車はどうするのか?
子どもが居ない状態で引っ越してきたので、子どもの自転車のことまではあまり考えていませんでした。
しかし子どもが大きくなるにつれて、どうしても子どもの自転車置き場の問題が出てきます。
写真の奥には、上の段に子どもの自転車を入れている人がいます。
1世帯2台までなので、夫婦で自転車を持っていたら、子どもの分の自転車を置く場所がありません。
加えて、玄関前にも廊下にも置けません。
玄関前も廊下もベランダも共有施設だそうです。
自分の家ではないそうです。
今はそれを無視して玄関前に置いていますが、注意されます。
さて、どうしたものか・・・
自転車くらい気軽に乗りたい・置きたい
このマンションはセキュリティも高いので、自転車を乗って出るにも、ゲートが2重にあって、入る時にはその都度、鍵を空けることになります。
とても厳重なのはよろしいですが、なかなか大変です。
自転車も気軽に置けず、増やせない。。。。
マンションというのはなかなか不便だなぁと思うようになりました。
もちろん便利なところもありますが、子どもが大きくなったら、やっぱり自転車が主流になります。
子どもの自転車はどこへ置くのか?
これを考えると、住み続ける理由がまた一つ減ったように感じました。
自転車くらい気軽に乗りたい・置きたい。
一軒家や注文住宅を考える1つのキッカケだったことは事実です。
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