本当の坪単価
メーカーの言う坪単価では家は建ちません。
なぜならハウスメーカーが最初に言う坪単価は、建物の値段(坪単価)だけだからです。
建物の値段(坪単価)だけでは家は建たないの?
・・・そうなのです。
家は地面の上に建っているので、地面や基礎がしっかりしていなければなりませんし、内装やこだわりなども反映すると坪単価は膨らんでいきます。
ハウスメーカーの言う坪単価 × 建築面積(坪) + オプション/アップグレード + 土地・地盤改良 + 外構
※ここでは土地の購入費用は含みません。
では実際、どのくらいを見積もれば良いか?
これはなかなか難しい話ではありますが、だいたい、坪単価の3~4割増しというところではないかと思います。
以下のような感じのイメージです。
30坪の家で住宅の坪単価が40万円の場合
住宅の価格 | 25% | 30% | 35% | 40% | |
総額 | 1200万円 | 1500万円 | 1650万円 | 1778万円 | 1911万円 |
坪単価 | 40万円 | 50万円 | 55万円 | 59万円 | 64万円 |
パーセントは以下のような解釈になります。
25%・・・地盤改良がなく、標準品だけで揃えた場合、外構も砂利など
30%・・・地盤改良がほとんどなく、プチ贅沢をしたオプション、外構も最低限
35%・・・地盤改良がある程度必要、あるいは、ちょっと贅沢なオプション、外構もほどほど
40%・・・地盤改良がある程度必要、そのうえ、わりと贅沢なオプション、外構もそれなり
上をみればキリがないですが、最高で40%くらいを見ておけば予算の範囲には入ってくると思われます。
40%の場合、総額で711万円、坪単価で24万円の差にもなります。
外構は敷地全体の面積や庭の部分などにも左右されます。
外構には無限にお金をかけられる部分なので何ともいえませんが、ここは住んでから手作りでも良いものでもあるので、少し控えめで進めるのが良いかもしれません。
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