家事は、時間の制約がある
家事をする時間は、できれば短い方が良いものです。
住んでいる人数によっても家事の量はずいぶんと変わり、本気で家事に取り組むと一日では終わりません。
炊事など1日に3回定期的にあるものから、掃除などやってもキリが無いものまであります。
そんな家事も時間の制約が2つあります。
【家事の2つ時間制約】
1.限られた実施で終えるための時間
2.一日の中で実施しなければならない時間(タイミング、時刻)
があります。
この2つの時間を少しでも開放できるような家づくりを考えたいと思います。
時間を短縮し、タイミングに囚われない家事の実施
家事の時間を短縮するにはいくつかの方法があります。
効率的に進める
同時に進める
誰かにやってもらう
やらなくて済むようにする
などです。
そして、家事実施タイミングを自由にするためには、
集中した時間を避けることができる
朝や夜など、あるいは昼間の時間が利用できる
誰かにやってもらう
などがあります。
一戸建てにすることで解消できることもあれば、機械などに頼って自分の時間を開放することもできます。
炊事場(台所)の時間短縮
炊事で一番効率的に進められるのは、やはり
台所の作業場所の確保
です。
これに尽きると思います。
昔住んでいたマンションでは、とにかく作業場の確保に困りました。
まるでゲームのように場所を確保するために物を移動するということを繰り返していました。
一条工務店のi-smartで採用されているキッチンは、、、巨大です。
その上に、できるだけ炊事の作業スペースを確保し広く使える間取りをいろいろと考えました。
しかもわが家はIHにしたので、IHの場所も凸凹なくフラットで、かつ火の気がないので気兼ねなく物を置くことができます。
ガスコンロだとそうはいきません。何かが倒れやしないかとヒヤヒヤしています。
また、炊事で時間を使ってしまうことのもう1つは、片付けです。
食べたものを洗う時間というのも、とても時間がかかります。
こちらは、食洗機で対応してもらうのが良いです。
それでも入らないものや、食洗機に対応していない食器などもあります。
食洗機使わない派という人がいるようですが、4人くらいの子どもの居る家庭では大活躍すること間違いありません。
水も節約し、時間も有効に使うことができます。
掃除の時間短縮
掃除は、いくらしても終わりませんよね。。。
ホコリというのはどこからどう出てくるのか、とっても不思議です。(笑)
まず掃除は、1階と2階に掃除機を2台置くことが大切です。
ちなみに、、、
私は、コードレス掃除機とサイクロン掃除機が嫌いです。
だから、サイクロンのコードレス掃除機なんて、絶対に買いません。(笑)
最新型といっても、技術はまだまだだなぁと痛感します。
重い
扱いにくい
パワーが弱い
充電を気にしなくてはならない
掃除機からゴミを取り出す時に、綺麗に出ない
その上、本体が安い
ですから私は、普通のコード型でパックの掃除機がオススメです。
掃除は楽しくやりたいのに、掃除機のせいで楽しくなれないというのは、掃除をする回数が減る原因です。
・・・時間短縮とは少し関係ないかもしれませんが、ちゃんとゴミが取れることは大切です。
そして掃除につきもののゴミ出し。
ゴミ出しも、台所から勝手口で外のゴミ箱にポイポイと捨てて、あとはまとめるだけということも気楽です。
勝手口がなかったらと想像するのが恐ろしいです。。。
キッチンが大きいので、キッチン下にもゴミ箱を工夫し、生ゴミと瓶や缶、ペットボトル、トレイなどが収納されています。
洗濯の時間短縮
洗濯もそれなりに時間がかかることの1つです。
洗濯時間
干す時間
乾かす時間
畳む時間
と、一日がかりです。
温度が低い時期や湿度が高い時期は、乾かないので畳めないということで洗濯家事効率が悪くなります。
一番良いのはキチンと乾くこと、ですね。
わが家では、室内ホスクリーンを3箇所設置して、太陽の光をできるだけ取り入れて効率的に乾かすようにしています。
また、1階がリビング、2階が洋室の家ですが、それでも1階に大きめのウォークインクローゼットを作っています。
間取りを考えている時に、最終的に服をどこに片付けるのかを考えた結果、服は1階にまとめるという方針になりました。
これは大正解で、洗濯物を畳んでしまうという家事の動線としてはとても効率的な収納パターンになっています。
子どもたちの服は各部屋にしまうということも今後はあるかもしれませんが、それでも基本のものはすべて一元化されているというのは気分も楽です。
洗濯と掃除を、タイムフリーに!
そして、一番私が一軒家に移動して時間に囚われなく家事ができると思うのは、
夜でも朝でも、掃除機や洗濯機が近所迷惑にならない
ということです。
特に子どもがいると、夜でも掃除機をかけなければならないことがあります。
マンション暮らしでは音が気になって掃除機をかけるのを躊躇してしまうこともあります。
また、洗濯機もそれなりの音がうるさいので、明け方に時間をセットして寝るということもストレスフリーです。
乾かない時期は夜に洗濯機をかけて干し、翌日の夜まで干し続けますが、夏などは朝に出来上がるようにセットすることも多いです。
いつでも家事ができるというのは、いろいろな意味で時間が自由に使えます。
家事は制限が多く時間がかかり、毎日のイベントです。
少しでも家事負担を減らしていけるよう、家づくりに反映できたらいいですよね。
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