マンションでは、加湿器が必須だった
冬のマンションでは、加湿器が必須でした。
加湿器がないと、肌が乾燥してパリパリになり、痒くて保湿が必須でした。
寝る時も、もちろん加湿器が必要です。
インフルエンザ対策にも、加湿器は大変効果があると言われています。
そんな加湿器ですが、一条工務店のi-smartで家を建ててから、使うことがなくなりました。
肌の乾燥がないわけではありませんが、ひどい乾燥で痒みが出るとかそういうことがなくなったのです。
しかも、寝室でも全く必要なく、むしろ保湿がされて結露が出るくらい。
そして今日、加湿器は友人宅にクリスマスプレゼントとして送り出されます。
そんな加湿器が必要なくなった話です。
肌が乾燥する理由と、加湿器の役割
加湿器は、
空気中の水分が減って空気が乾燥するので、その分だけ水分を足すために
「湿度を加える=加湿」ための装置
です。
加湿が必要なのは、冬。
空気が冷たくなり、空気中の水分が保てなくなり、乾燥します。
冬に空気が乾くということは必然のことです。
その空気は、どこからか水分を求めて、そして人の肌から水分を蒸発させようとします。
そうして肌が乾燥していくのです。
そのためにどうするか?
肌以外で水を水を蒸発させるなどして、空気に水分を含ませて湿度を上げる = これが加湿器の役割です。
加湿は電気代がかかる ~毎月3000円アップ
マンションに住んでいた頃、冬になるととたんに電気代が上がることから、何が原因か、家のすべての電気機器を調査しました。
様々な電気機器を調べてみたところ、どうやら加湿器が怪しいということになったのです。
1時間に最大200ワット消費すると書かれています。
乾燥し続けているので、ほぼフルパワーで一日つけていました。
一日18時間くらいつけているとして、3600ワット。
電気代が2.9/whだったので、0.029をかけて1日104円。
1ヶ月の加湿器の電気代は3132円という計算になりました(゜Д゜)
電気代が1ヶ月3000円もアップするというのは、驚愕です・・・電気代が上がる正体は加湿器だということが判明しました。
とはいっても、乾燥や子育ての環境では背に腹はかえられないので加湿し続け、5ヶ月程度15000円が冬毎にかかるということが起こっていたのです。
加湿をしても、湿度が下がる理由
加湿をしても、湿度を保たなくてはどんどん加湿しつづけなくてはなりません。
加湿した空気の湿度が下がる理由はどこにあるのでしょうか?
それは、乾燥した空気と混じることで、空気が乾燥していくのです。
ではその乾燥した空気がどこから来るのでしょうか?
それは、外気(外の空気)です。
外の乾いた空気が家に入ることで、家の中の空気がどんどん乾燥していくのです。
窓も閉めているのに、外の空気なんて入ってくるの?
一見、密閉されているように見える家も、実は隙間だらけです。
また、隙間のあまりないマンションでは24時間換気が必須のため、外気を24時間取り込んでいるのです。
高気密のマンションでありながら矛盾がおきています。
一軒家は、実はかなり隙間が存在します。
窓のサッシ、ドア、壁、配管部分・・・などなど、多くの場所で隙間が生まれます。
気密性能と言われる数値が低い住宅は、隙間が多いということで、こうした隙間から冷気や乾燥した空気が入り込んでくるのです。
一条工務店i-smartの高気密住宅、ロスガードの効果
気密性能の高い家は、一旦保温・保湿した空気が長時間保たれます。
絶対に変化しないということではありませんが、変化しにくいのです。
わが家では、リビングにはお風呂の湿度を逃がして加湿しています。
また、2階の寝室は、締め切るだけで保温・保湿が十分です。
(子どもと一緒に寝ているという理由もありますが。(笑))
また、ロスガードが熱交換に加え湿度交換もしてくれることから、空気が新鮮になりながら温度と湿度が保たれているという現状もあります。
住んでいて、全くといっていいほど、乾燥して苦になるようなことがないのは、正直ビックリです。
加湿器が不要
一条工務店のi-smartに住んでいる人によっても、加湿器が必要という人もいるようです。
もちろん体質や住んでいる地域や環境などにもよりますが、私のような乾燥肌になりがちでも、加湿器を手放す決断ができたのは不思議です。
1年で15000円、10年で15万円もの節約
1日に何度も補充する水
加湿器のカルキを取るためのメンテナンス
加湿器の置き場確保
など、加湿器には金額以上に、それなりの手間がかかります。
そんなわけで思い切って手放しましたが、今後、もしかしたら必要になることがあるかもしれません。
その時にはまた買えば良いと思います。
いま持っている加湿器をそのまま保管しつづけて将来使えるとも限りませんから。
冬の乾燥肌、加湿に敏感な人は、高気密住宅を検討されることをオススメします。
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