断熱の性能、Q値
断熱ですから、寒い空気も熱い空気も、どちらも断つことになります。
室内の空気と外気とを区切っている家の壁や床や屋根や窓といったものの性能が、家の快適さを変えていきます。
冬に暖かい家を実現するためにはこうした家全体で高断熱の家を選ぶ必要があります。
断熱性能には、Q値という指数があり、このQ値が低いほど断熱性能が高いのです。
Q値(W/㎡・K)・・・熱損出係数
次世代省エネ基準と言われる国の基準が2.7(Ⅳ・Ⅴ地域)と言われています。
各メーカーは平均して2前後を保ち、次世代省エネ基準を上回っているとうたっています。
その中、一条工務店のi-smart(i-cube)は、0.76という驚異的な数字となっています。
数字で回答できないハウスメーカー
当初、家を建てようとメーカー選びを始めた頃のわたしは、Q値というものを知りませんでした。
どのメーカーに行っても、家が暖かいことは言いますし、次世代省エネ基準を満たしているという話ばかりでした。
しかし、基準を満たしていることと、家の断熱性能が高いことは別です。
Q値を知ってからいろいろなハウスメーカーにQ値の話を聞いても、モデルハウスの担当は答えることができませんでした。
回答をもらっても、やはり2前後の数字。
1を切る驚異的な数字を持っていたのは一条工務店だけでした。
そして、Q値に変わる新しい基準としてUA値というものが出てきました。
こちらについても調べてみたいと思います。
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