玄関から熱が逃げる!?
冬、玄関付近はとても寒い印象があります。
玄関は土間があるため、地面の冷たさが伝わってくるということもありますが、玄関ドアからの影響もとても大きいのです。
窓の断熱も大切ですが、玄関ドアの断熱もとても大切です。
玄関ドアにも大きさが様々で、単体ドアもあれば、親子ドアなどもあり、開口がとても大きいことから、放熱も大きいのです。
玄関ドアの断熱ポイント
玄関ドアの構造から断熱のポイントを見てみましょう。
玄関ドア本体の断熱
玄関ドアそのものの素材などにより、断熱性能が異なります。
玄関は閉じていれば良いというものでもありませんので、玄関ドアの内部に断熱素材が用いられているか、また、玄関ドアの表面素材の選択にも影響があります。
玄関ドアの窓
玄関ドアには、窓がついているものがあります。
窓があるということは、その分だけ断熱性能が落ちる可能性があります。ドア本体よりも当然ながらガラスなどを使用してある部分は断熱性能が落ちます。
また、風を通すものなどもありますので、機能が豊富であると断熱を犠牲にせざるをえないことがあります。
玄関ドアの枠
玄関ドアには枠があります。
玄関ドアと枠との間の気密性が断熱性能に影響します。
玄関ドアと枠との間にすき間が空いていると、外の冷気が入ってくる可能性があります。
玄関ドアの断熱性能
玄関ドアにも断熱性能基準があります。
各社基準の表示方法が異なりますが、省エネルギー基準に準じてドアが用意されています。
三共アルミ/LIXIL ・・・ K1.5,K2,K3,K4仕様
YKK AP ・・・ D2,D3,D4仕様
基本的には次世代エネルギー基準に則ったものとなっています。
玄関ドアの各メーカーの断熱性能
各メーカーでの解説ページへのリンクを用意しました。
一条工務店のi-smartは断熱性能を追求した玄関ドアが標準でした
一条工務店のi-smartでは、断熱性能を追求した玄関ドアが標準仕様でした。
玄関ドアのメーカーは三協アルミで、K1.5~K2仕様のものが標準です。
また、シリーズによっては親子ドアも標準で選択できました。
親子ドアが標準というのは嬉しいですね。
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